JCB CARD Wのデメリットってあるの?メリットも併せて紹介!

JCB CARD Wは2017年10月に発行されて以来、絶大な人気をキープし続けています。
日本唯一の国際ブランドJCBが発行するプロパーカードでですが、年会費や発行手数料など一切無料なうえ、ポイント還元率が他のJCBカードの2倍というのが大きな理由です。
この記事では、評判の良いJCB CARD Wですが、デメリットはあるのかについて説明していきます。
メリットも併せて紹介していきますので「JCB CARD Wはどんなカードなの?」、「デメリットはあるの?」などの疑問を持ち、発行を迷っている方はぜひ参考にしてください。
JCB CARD Wの基本情報
「JCB CARD W」とは、日本唯一の国際ブランドであるカード会社のJCBが発行しているクレジットカードで、いわゆるJCBオリジナルシリーズのひとつです。
JCBオリジナルシリーズには、今回紹介しているJCB CARD Wの他にも、多くの種類のカードがあります。
JCBオリジナルシリーズは一般カード、ゴールド、プラチナ、JAL、ANA、JTB、ディズニーなど約160種類もあります。
その中で年会費無料で利用可能なカードはわずか7種類のみでJCB CARD Wはその中の1枚です。
発行会社 | 株式会社ジェーシービー |
---|---|
年会費(本会員・家族会員) | 永年無料 |
申込年齢 | 18歳以上39歳以下(高校生を除く) |
申込条件 | 本人または配偶者に安定継続した収入がある |
ポイント | Oki Dokiポイント |
ポイント還元率 | 1.0~5.5% |
締め日 | 公式サイト参照 |
引き落とし日 | 公式サイト参照 |
追加カード | ・家族カード ・ETCカード |
電子マネー | ・QUICPay(クイックペイ) |
キャッシング枠 | 公式サイト参照 |
交換可能マイル | ・ANAマイル ・JALマイル ・スカイマイル |

JCB CARD W
年会費 | 無料 | ||
---|---|---|---|
還元率 | 1.0%~10.5% | ポイント |
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JCB CARD Wのデメリット
JCB CARD Wの基本情報を確認したところで、デメリットについて先に確認しておきましょう。
【JCB CARD Wのデメリット】
- 17歳以下と40歳以上の人はJCB CARD Wを発行できない
- 保険は利用付帯である必要がある
- JCB STAR MEMBERSの対象外
- JCBブランドは加盟店が少なく使える場所が限られている
- 紙の明細は無くWEB明細のみ
JCB CARD Wは登場してから圧倒的なお得感で人気を誇るカードです。
しかしそんなカードでもデメリットがあるのであればあらかじめ知っておきたいですよね。
順番に説明していきます。
17歳以下と40歳以上の人はJCB CARD Wを発行できない
JCB CARD W最大のデメリットは、18歳以上39歳以下の方しか新規で申し込めないことです。
そのため、既に40歳を超えている方はカードを作ることができません。
また18歳でも、高校生など学生の方も申し込めません。
しかし申込時に39歳であれば問題は無く、40歳を過ぎてもそのまま使い続けることができます。
もちろん40歳以上で保有している場合も年会費は無料でポイント還元率も1.0%のままです。
申込年齢の上限があるJCBオリジナルシリーズは他にもありますが、継続利用できるのはJCB CARD Wのみです。
申込可能な方を限定的にすることで、年会費永年無料・ポイント2倍等の高待遇を実現しているのでしょう。
保険は利用付帯でかつ国内旅行では適応にならない
JCB CARD Wには海外旅行保険とショッピングガード保険がついています。
しかし利用付帯で海外しか適用されないという点には注意が必要です。
利用付帯とは、海外旅行の航空チケットの代金をクレジットカード払いにした場合にのみ適用される保険です。
また、どちらも国内旅行の利用では使えない保険のため、よく海外旅行に行く人以外はメリットがないでしょう。
JCB STAR MEMBERSの対象外
JCBカードでは、年間利用額に応じてボーナスポイントがもらえる「JCB STAR MEMBERS」というサービスがあります。
この「JCB STAR MEMBERS」はJCB一般カードのみが対象になっています。
「JCB STAR MEMBERS」加入者は前年度のポイントに対して10~50%のポイントがプラスでもらえますが、残念ながらJCB CARD Wは「JCB STAR MEMBERS」の対象外です。
しかし、JCB一般カードでは最高クラスのプラチナカードでさえ最大還元率は0.85%ですがJCB CARD Wの還元率は常時1%と還元率が高いため、「JCB STAR MEMBERS」の対象外であっても圧倒的にお得です。
JCBブランドは加盟店が少なく使える場所が限られている
JCBはVISAやMastercardと比較すると、加盟店が圧倒的に少なく海外だと決済できない国も多いのが現状です。
しかし、JCBは日本発の国際ブランドということもあり、国内での利便性は抜群です。
また、ハワイやグアム、台湾、韓国といった日本人の観光客が多い国ではJCB加盟店が多いです。
海外旅行をしない人や、上記の国くらいしか海外旅行にいかないという方は問題ないでしょう。
紙の明細は無くWEB明細のみ
カードの明細と言えば郵送で送られてくることが一般的ですが、JCB CARD Wの利用明細が確認できるのはWEB上のみです。
WEB明細になれていない方や見方がわからない方にはデメリットになってしまうでしょう。
しかし、普段からスマホやPCを使用している方にとっては、外出先でも確認することができ、過去の履歴もチェックすることが出来、便利ともいえます。
また、紙の明細が必要な場合はWEB上の明細を印刷することも可能です。
JCB CARD Wのメリット
JCB CARD Wのデメリットを確認したうえで、どのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。
【JCB CARD Wのメリット】
- 他のJCBカードよりポイント還元率が高い
- ポイントの優待がある店舗が多い
- 海外旅行保険とショッピングガード保険が充実
- 入会費、年会費が無料
- ETCカードや家族カードも無料
- ポイントのポイントの交換先が多い
- QUICKPayなどのキャッシュレスにも対応
JCB CARD Wは使えば使うほどお得な特典がたくさんあります。
どのような部分が一般的なカードよりお得なのか、どのような点がメリットといえるのかを確認していきます。
他のJCBカードよりポイント還元率が高い
クレジットカードを利用するうえでもポイント付与は大きなメリットのひとつですが、JCB CARD Wのポイント還元率は、JCB一般カードの2倍にあたる1%でポイントを貯めることが可能です。
カードの利用では1,000円に2ポイント(10円相当)のOkiDokiポイントが付与されます。
ポイントの付与は月間の累計金額からの付与となりますので、毎月ポイントにならずに切り捨てられる端数も最大999円と効率的です。
さらに、ポイント優待サイト経由で利用すれば、ポイントが最大20倍になるのです。
ポイントの優待がある店舗が多い
JCB CARD Wには「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」に登録されているお店なら、ポイント還元率の優待が受けられます。
AMAZON、セブンイレブン、スターバックス、メルカリ、ビックカメラなどが該当します。
特に倍率が高いのが「スターバックス」で、スターバックスカードへのオンライン入金やオートチャージで、ポイント倍率が10倍にアップします。
通常1,000円使って貯まるOki Dokiポイントは1ポイントですが、スターバックスでは10ポイントを貯めることが可能です。
海外旅行保険とショッピングガード保険が充実
年会費無料のカードでは、海外旅行保険が付帯しないカードも多いなかJCB CARD Wには、海外旅行傷害保険とショッピングガード保険が付帯しています。
どちらも海外に行く予定がある人は、必ずつけておいた方がいい保険です。
旅行中の事故による怪我や治療にかかった費用を、事故日から180日間、最大2,000万円まで補償してくれます。
ショッピングガード保険は、海外でJCB CARD Wを使って購入した物が事故や盗難などで損害にあった場合に購入日から90日以内最大100万円補償を受けられる保険です。
また、海外旅行中の事故や緊急トラブルの際に電話で相談できる「JCBプラザコールセンター(海外)」を24時間・年中無休で運営しています。
入会費、年会費が無料
JCB CARD Wは、無条件で入会費、年会費が永年無料なのが最大のメリットです。
JCBカードのベーシックなカード、JCB一般カードでは1,375円(税込)の年会費が必要です。
申し込み後にカード決済を利用しなかったとしても費用が発生するということはありません。
ほかのJCBの一般カードで年会費を無料にするためには合計利用額が年間50万円を超えている事が条件となりますがJCB CARD Wは利用金額に関わらず無料で利用できるのが嬉しいですね。
はじめてのクレジットカードとしてもおすすめです。
ETCカードや家族カードも無料
JCB CARD WではETCカードや家族カードの発行をすることも可能です。
ETCカード・家族カード共に発行手数料及び年会費無料で還元率や付帯サービスも利用できます。
クレジットカードの年会費が無料でも、ETCカードの年会費が有料というカードも多いので、ETCも含めて無料で利用できるのは嬉しいですね。
特に、家族カードならポイントプログラムが全て合算されるためさらにお得に利用することができます。
さらにETCの利用料金でも通常のJCBカードの2倍、還元率1.0%でポイントが貯まります。
ポイントの交換先が多い
JCB CARD Wはポイントの交換先の選択肢が多いことがメリットです。
JCB CARD Wで貯めたポイントには、主に下記のような使い道があります。
- 自分の好きな商品に交換
- Amazonでの支払いに利用
- 他社サービスのポイントへ移行
- ギフトカードや商品券へ交換
- レジャー施設のクーポン券に交換
- カード利用金額のキャッシュバック
自分に合ったポイントの使い方ができるのが魅力です。
QUICKPayなどのキャッシュレスにも対応
JCB CARD WはQUICPayにも対応しているのでクレジットカードが対応していない店舗でも利用しポイントをためることができます。
QUICPayとはJCBが開発した電子決済サービスで、コンビニなどのレジ端末に「カードを登録したスマホ」か「専用カード」をかざすことで決済が可能です。
1回の利用額は最大2万円でサイン不要なのでとても便利なサービスです。