イオンカードのお得な使い方|メリットと還元率をもとに解説
イオンカードはイオングループが発行・提供するクレジットカードなので、当然イオンでお得な使い方ができます。
そのほかにも便利な使い方があり、ユーザーにとってもうれしいカードになっています。
今回はそんなイオンカードのお得な使い方を紹介します。
イオンカードのお得な使い方
ここからはイオンカードをお得に使う方法を解説します。
イオンカードのお得に使うためにはイオンカードセレクトを選ぶべき
イオンカードをお得に使いたければ、イオンカードセレクトを選ぶべきです。
イオンカードセレクトは、イオンカードと電子マネーのWAON、イオン銀行のキャッシュカードの3つの機能が1つになったクレジットカードです。
イオンカードのお得な使い方①WAONにオートチャージする
WAONへのオートチャージでポイントが貯まるのは、数あるイオンカードの中でイオンカードセレクトだけです。
イオンカードセレクトからWAONへのオートチャージをすると自動で0.5%のポイントが貯まります。
また、WAONで支払うと、支払い金額の0.5%が還元されます。
つまり通常利用分のポイント0.5%と合わせると実質の還元率は1%になります。
さらにイオングループのお店での利用なら還元率が1.5%、ありが10デーなら還元率3.0%を目指すことも可能です。
イオンカードセレクトでポイントを二重取りする方法
繰り返しとなりますが、ポイントを二重取りできるのは、イオンカードの中でイオンカードセレクトのみです。
ここからはイオンカードセレクトで実際にポイントを二重取りする方法を解説します。
- イオンカードセレクトの申込時に、「オートチャージを利用する」を選択
または、イオン店舗内のWAONステーションでWAONのオートチャージ設定を行う - WAONを利用して支払いすることで、200円につき1 WAONポイントが付与される
※クレジットでの利用だとポイントの二重取りができなくなるので注意が必要です - WAONにオートチャージされることで、200円につき1 WAONポイントが付与される
※事前に設定してあるので、特に対応は要りません
※イオン銀行の口座引き落としとなるため、残高不足にならないよう注意が必要です - イオン店舗内のWAONステーションでWAONポイントを受け取る
最後にWAONステーションでWAONポイントを受け取るのが少々手間ですが、他は設定しておけば自動で還元率がアップしてポイントが貯まるので、ぜひ利用してみてください。
イオンカードのお得な使い方②イオン銀行の特典を活用する
イオンカードセレクトの引き落とし講座をイオン銀行の口座に設定することで様々と特典を受け取れます。
イオンカードで公共料金の支払いをすることも可能ですし、イオンカードセレクトと同時に作成したイオン銀行の口座を公共料金の引き落とし口座に設定することでWAONポイントを受け取ることができます。
さらに給与振込口座に指定することでもWAONポイントが受け取れます、他行宛振込手数料が1回分無料になります。
イオンカードのお得な使い方③イオン銀行Myステージのランクを上げて特典を活用する
イオンカードセレクトの使い方次第で イオン銀行Myステージ のランクが上がりやすくなります。
具体的には、次のような使い方をするといいです。
- イオンカードセレクトの契約:+10点
- イオンカードセレクトを毎月1円でも使う:+10点
- イオンカードセレクト付帯のWAONを毎月1円でも使う:+10点
- イオン銀行の口座開設時にインターネットバンキングに登録:毎月+30点
以上のような使い方だけでも、 イオン銀行Myステージ のランクはシルバーになります。
シルバーになると、 他行やコンビニATM手数料が毎月2回無料、他行宛の振込手数料も毎月1回が無料 です。
さらに、普通預金金利が0.03%にアップ。通常の30倍です。
イオンカードセレクトの使い方によっては、プラチナランクも目指せます。
プラチナになれば、毎月5回のATM手数料&振込手数料が無料で、普通預金金利がさらに上がり0.10%になります。

イオンカードセレクト
年会費 | 無料 | ||
---|---|---|---|
還元率 | 0.50%〜1.33% | ポイント |
![]() ![]() |
イオンカードの基本情報
イオンカードと一口に呼んでいますが、その種類は50以上。
50以上もあると選び方に迷いそうですが、よく使われている代表的なカードをご紹介します。
- イオンカード(WAON一体型)
- イオンカードセレクト
- イオンカードSuica
- イオンJMBカード (JMB WAON一体型)
- イオンE-NEXCOpassカード (WAON一体型)
- マルエツカード
ほとんどのイオンカードで年会費は無料です。
有料なのは、 「JQ SUGOCA」、「JMB JQ SUGOCA」「コスモ・ザ・カード・オーパス・エコ」 の3種類のみ。
それでも、 「JQ SUGOCA」と「JMB JQ SUGOCA」 は年に1度でも利用すれば、2年目以降の年会費は無料になりますから、実質無料と考えていいでしょう。
ここでは、50種類以上もあるすべてのイオンカードの中から、最もスタンダードなカードである イオンカード(WAON一体型)とイオンカードセレクト の詳細をチェックしておきましょう。
None | イオンカード(WAON一体型) | イオンカードセレクト |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
申し込み可能年齢 | 18歳以上 | 18歳以上 |
機能 | ・クレジット ・WAON | ・クレジット ・WAON ・キャッシュカード |
貯まるポイント | WAON POINT | WAON POINT |
通常のポイント還元率 | 0.5%(200円につき1ポイント) | 0.5%(200円につき1ポイント) |
付帯保険 | ショッピング(年間50万円) | ショッピング(年間50万円) |
付帯サービス | ・家族カード ・Apple Pay ・イオンiD ・ETCカード | ・家族カード(イオンカード⦅WAON一体型⦆) ・Apple Pay ・イオンiD ・ETCカード |
国際ブランド | VISA・Mastercard・JCB | VISA・Mastercard・JCB |
イオンカード(WAON一体型)はクレジット機能にWAONも付帯したカードで、両方の機能がこれ1枚で利用できます。
一方、イオンカードセレクトはクレジット機能とWAONに加えて、イオン銀行のキャッシュカード機能がついた便利なカードになっています。
ただし、イオンカードセレクトの家族カードにはキャッシュカード機能はなく、イオンカード(WAON一体型)の配布です。
それぞれのカードの通常のポイント還元率は0.5%で、貯まるポイントはWAON POINTです。
イオンカード(WAON一体型)もイオンカードセレクトもイオンカードの中では最もよく使われるカードで人気もあります。

イオンカード(WAON一体型)
年会費 | 無料 | ||
---|---|---|---|
還元率 | 0.50%〜1.33% | ポイント |
![]() ![]() |

イオンカードセレクト
年会費 | 無料 | ||
---|---|---|---|
還元率 | 0.50%〜1.33% | ポイント |
![]() ![]() |
イオンカードの7つのメリット
イオンカードは主にイオン系列でお得に利用できるクレジットカードです。
【イオンカードのメリット】
- イオンの5%オフデーでお得
- イオングループ店舗ではポイントが通常の2倍
- イオンカードポイントモールでお得
- 映画をお得に見る
- 年会費無料のゴールドカードの案内が届くことがある
- 旅行やレジャーもお得にできる
- 提携サービスの優待特典がある
イオンカードのメリット①イオンの5%オフデーでお得
イオンカードを持っていると、特定の日にイオンをはじめとするイオングループのお店で買い物代金が5%OFFになります。
対象の店舗は、次のようなところです。
- イオン
- マックスバリュ
- イオンスーパーセンター
- サンデー
- ビブレ
- ザ・ビッグ
イオンマークのクレジットカードやWAONを利用すると、割引適用になります。
この特典の面白いところは、イオンカードで決済をしなくても(使わなくても)いいことです。
現金、イオン商品券、イオンギフトカード での決済であっても、イオンカードを提示しさえすれば、5%OFFになります。
珍しい特典ですね。
現金主義の方でも、利用ができる特典なのです。
5%OFFになる日は「お客様感謝デー」。
毎月20日と30日です。
一方、55歳以上の方には「 G.G感謝デー」という日も用意されています。
毎月15日が該当し、この日も5%割引が受けられます。
イオンカードのメリット②イオングループ店舗ではポイントが通常の2倍
イオンカードを利用したときにもらえるポイントは「WAON POINT」で、還元率は200円で1ポイントの0.5%です。
ところが、 全国のイオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリュなどイオングループ のお店で使うと、ポイントは2倍に。
200円の利用で2ポイントつきますから、1%還元です。
イオンカードに付属しているWAONを使っても、同じ特典が適用されます。
ポイント2倍です。
WAONの利用には会員登録が必要ですが、イオンカードを作った時点で会員登録は完了していますから、改めて手続きをしなくても大丈夫です。
WAON POINTが2倍になるのは、イオングループ店舗での利用の時ですが、毎月10日は例外。
イオングループ以外のお店での買い物でも、ポイント還元率が2倍になります。
さらに同じ毎月10日は「ありが10デー」にもなっています。
この日は、ありが10デーの対象店舗で200円利用につき、5WAON POINT付与。
食料品から衣料品、暮らしの品までほとんど全品が対象ですから、ぜひとも利用したいポイント特典です。
イオンカードのメリット③イオンカードポイントモールでお得
イオンカードで特定のお店以外のネットショップを利用した場合のポイント還元率は0.5%。
お得なことはありません。
ところが、イオン会員専用のショッピングモール「イオンカードポイントモール」経由でイオンカードを使うと、ポイント還元率がUPします。
プラス2~20倍です。
イオンポイントモールでイオンカードを使って買い物をすると、イオンカードのポイントとショップのポイント、ポイントモール利用分ポイントの3重取りも可能。
ポイントがザクザク貯まりますね。
貯まったポイントの使い道もいろいろあり、選ぶのも楽しいです。
商品やギフト券に交換したり、イオンのオンラインショップで1ポイント1円として利用したり、他社ポイント交換したりなどができます。
貯まってお得なポイント、使ってお得なポイントです。
イオンカードポイントモールに入っているお店は、Amazonや楽天市場、Yahooショッピングなどはもちろん、大手通販サイトから百貨店オンラインショップまでいろいろありますから、ぜひとも利用したいところです。
イオンカードポイントモールの利用の仕方は以下の通りです。
- イオンカードポイントモールにログイン
- 利用するネットショップ名を選択
- 「〇〇へアクセス」をクリック
- マイページの獲得予定ポイントでポイントを確認! (表示には1日~3日かかります)
イオンカードのメリット④映画をお得に見る
イオンカードを使ってイオンシネマの映画チケットを購入すると、一般通常料金から300円割引されます。
この割引特典は同伴者1名にも適用され、2人で600円の割引されお得に映画を見ることができます。
さらにイオンカードセレクト(ミニオンズ)、イオンカード(ミニオンズ)、イオンカード(TGCデザイン)だけの特典もあります。
専用Webサイトにてチケット購入すると、いつでも映画料金が1,000円に!
かなりの割引になりますね。
まだ映画関係の割引特典があります。
毎月20日と30日の「お客様感謝デー」には、イオンカードを提示しながら イオンシネマ劇場窓口で映画のチケットを購入すると、一般通常料金から700円割引。
1,100円(税込)で映画を楽しめます。
こちらはイオンカードを使わなくても、提示だけでOKな特典です。
対象はイオンカード会員本人だけですが、2枚チケットを購入すると、2枚目は300円割引になります。
自動券売機やオンライン予約システム「e席リザーブ」でチケットを購入する場合も、料金が1,100円になりますが、こちらはイオンカードで決済した場合です。
イオンカードで映画のチケットを購入すると、割引特典があるだけでなく、ポイントも貯まりますからうれしことですね。

イオンカードセレクト(ミニオンズ)
年会費 | 無料 | ||
---|---|---|---|
還元率 | 0.50%〜1.33% | ポイント |
![]() ![]() |
イオンカードのメリット⑤年会費無料のゴールドカードの案内が届くことがある
イオンカードの一般カードの上位カードはイオンゴールドカード。
イオンカード会員で一定の使い方をすると、年会費が無料で利用できる案内が届きます。
クレジットカードのゴールドカードは魅力がありますが、年会費が高いものがあり、それが申し込みのハードルになることがあります。
ところが、イオンカードの会員に送られてくる案内では、無料で利用できることになっているので、魅力的です。
では、どのような使い方をすると、イオンゴールドカードの無料案内が届くかというと、 直近の年間カードショッピング利用 額が100万円以上です。
年間というのは、毎月10日を基準にさかのぼって1年間にあたります。
イオンゴールドカードの案内が届く対象のイオンカードは以下のようなものです。
- イオンカード
- イオンカード(WAON一体型)
- イオンカード(WAON一体型/ミッキーマウスデザイン)
- イオンカード(WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン)
- イオンカードセレクト
- イオンカードセレクト(ミッキーマウスデザイン)
- イオンカードセレクト(トイ・ストーリーデザイン)
イオンゴールドカードには、一般カードにはないメリットが盛りだくさん。
以下にイオンゴールドカードのメリットを並べてみましょう。
イオンゴールドカード | メリット |
---|---|
国内空港ラウンジ | 主要都市の空港ラウンジを無料で利用できる |
国内旅行傷害保険 | 最高3,000万円補償 |
海外旅行傷害保険 | 最高5,000万円補償 |
イオンラウンジ | 利用できる |
ショッピング保険 | 年間300万円まで補償 |
家族カード | 本人カードと同じ特典を受けられる |
国際ブランドの優待 | VISAとMastercardゴールド会員にはブランド主催の優待がある |
イオンゴールドカードにはいろいろとうれしい特典がありますが、それが無料で利用できるのですから、ありがたいですね。
イオンゴールドカードは申込制のゴールドカードではありません。
条件を満たした人だけに案内が送られてくるカードです。
条件を満たせそうな人は、期待して待っていましょう。
イオンカードのメリット⑥旅行やレジャーもお得にできる
イオンカードを所有していると、旅行やレジャーもお得にできます。
国内旅行や海外旅行に関する特典がいろいろあるのです。
次のような特典があります。
- HISで取り扱いのある国内・海外ツアーが3,000円OFF
- Expediaでの利用で、ホテル8%OFF、航空券+ホテル2,500円OFF
- Hotels,comでの利用で8%OFF
- トラベルモールでの利用で、割引とポイント2倍サービス
このほかにもいくつかあり、イオンカードを持っているだけで、旅行がしやすくなります。
旅行好きな人には見逃せない特典ですね。
イオンカードのメリット⑦提携サービスの優待特典がある
イオンカードの優待特典を利用することでイオンの提携サービスをよりお得に利用することも可能です。
- 紳士服コナカでイオンカードを提示すると、10%割引
- AOKIでバーコードを提示し、イオンカード決済すると5%割引
- huluの無料トライアル権が2週間から1か月に延長
- カラオケ館でイオンカードを提示すると、グループ全員カラオケルーム30%割引、テレワークルーム20%割引
- 洋服・バッグのお直しのお店、マジックミシンでイオンカード決済をすると、ミニチュアランドセル(スペシャル)5%OFF
各優待特典の詳細やこれら以外の優待特典については、イオンカードの公式サイトを参照してください。
それにしても、年会費無料の一般カードの割には、優待特典が多いですね。
イオンカードの3つのデメリット
イオンカードのメリットを見てみましたが、いろいろと便利な使い方があり、とてもお得なカードです。
では、デメリットのほうはどうなっているでしょうか。
【イオンカードのデメリット】
- カード発行までの待ち時間が長い
- 通常のポイント還元率が低め
- 旅行保険が付帯していない
イオンカードのデメリット①カード発行までの待ち時間が長い
イオンカードの発行までの時間が少し長く感じられるかもしれません。
通常のイオンカードの場合、審査に3~4日、カードが郵送されるまで1週間くらいかかります。
イオンカードセレクトの場合は、イオン銀行の口座も開設することから、2週間くらい待たされる可能性も。
では、急ぎでイオンカードが欲しい場合はどうすればいいかというと、 カード店頭受取りサービスの利用がおすすめ。
オンラインで申し込み後、最短30分で審査が完了し、申し込み当日に店頭でカードを受け取れます。
イオンカードのデメリット②通常のポイント還元率が低め
イオンカードの通常のポイント還元率は0.5%。
1%還元のクレジットカードがある中にあっては、やや物足りない数字です。
しかし、ポイント還元がUPできるお店や日にちもあるほか、優待特典も充実していますから、その欠点は十分にカバーできているでしょう。
イオンカードのデメリット③旅行保険が付帯していない
多くのイオンカードの一般カードには、旅行保険が付帯していません。
旅行優待はありますが、旅行時に何か起きたときには不安です。
例外になるのは、 イオンSuicaカード や KNTカード 、イオンゴールドカード。
特にイオンゴールドカードの旅行保険は充実していますから、取得を目指してみるのもおすすめです。