学生にとって最強のクレジットカード|メリットと選び方も解説!
- 1学生にとって最強のクレジットカード5選
- 1.11.JCB CARD W
- 1.22.三井住友カード(NL)
- 1.33.学生専用ライフカード
- 1.44.楽天カード
- 1.55.エポスカード
- 2学生は収入ゼロでもカードが持てる
- 3学生がクレジットカードを持つメリット
- 3.91.ポイントで節約できる
- 3.102.インターネット決済が便利
- 3.113.現金を持ち歩く必要がない
- 3.124.お金の管理がしやすい
- 4学生向けクレジットカードの選び方
- 5学生がクレジットカードを作る方法
- 5.181.必要なものを用意
- 5.18.1利用代金を支払う口座情報
- 5.18.2本人確認書類
- 5.192.必要事項を入力
- 5.203.本人確認書類をアップロード
- 5.214.審査結果が届く
- 5.225.カードが自宅に届く
- 5.181.必要なものを用意
- 6学生のうちからクレジットカードを持つべき
学生でも18歳以上(高校生を除く)であれば申し込みができるクレジットカードは多くあります。
では、学生にとって最強なクレジットカードはどれでしょうか。
この記事では、学生の方におすすめの最強クレジットカードをランキング形式で紹介するとともに、カードの選び方や申込方法について詳しく解説します。
このページを読み終えた後は、何の不安もなく最強の学生向けクレジットカードに申し込むことができます。
学生にとって最強のクレジットカード5選
早速学生にとって最強のクレジットカードを5種類紹介します。
初めてクレジットカードを持つ学生の方なら、この5種類の中から選べば失敗はありません。
1.JCB CARD W
学生の方にもっともおすすめのカードは、JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)です。
JCB CARD Wはどこで使ってもポイント還元率1%とお得な上、JCBが提携している店舗だとポイント還元率がさらにアップします。
中でもスターバックスカードへのチャージ金額の5.5%がポイント還元されるのは大きな魅力です。
スターバックスで勉強や時間つぶしをする学生の方は多いことから、スタバ代を大きく節約できるこのカードは強くおすすめできます。
またどこで使ってもポイント還元率1%とお得なので、普段使いにも適しています。
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 1%〜 |
ポイント名 | Oki Dokiポイント |
国際ブランド | JCB |
電子マネー | QUICPay |
付帯サービス | 「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」でポイント2倍〜、東京ディズニーリゾート(R)関連のイベント招待、JCBトッピング保険、最高2,000万円の海外旅行傷害保険 |

JCB CARD W
年会費 | 無料 | ||
---|---|---|---|
還元率 | 1.0%~10.5% | ポイント |
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2.三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)は、コンビニ・マクドナルドで最大5%がポイント還元されるクレジットカードです。
セブン−イレブン、ファミリーマート、ローソンの3大コンビニとマクドナルドの代金が大きく節約できます。
ただ基本的なポイント還元率は0.5%と低いので、クレジットカードを主にコンビニでの支払いに使いたいと考えている学生の方におすすめです。
また、申し込み後最短5分という超スピードで発行されるため、今すぐクレジットカードを使いたいという学生の方にも最適です。
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5%〜5% |
ポイント名 | Vポイント |
国際ブランド | VISA・MasterCard |
電子マネー | iD |
付帯サービス | 選べる保険(旅行傷害保険、個人賠償責任保険、入院保険(交通事故限定)、携行品損害保険) |
3.学生専用ライフカード
学生専用ライフカードは、海外へ行くためにカードを持ちたい学生の方にイチオシです。
海外で利用した代金の3%が口座に直接キャッシュバックされるので、海外旅行・留学中の支払いがお得になります。
また、年会費無料なのに海外旅行・短期留学中の病気・ケガによる病院代が最高200万円まで補償される海外旅行保険付きです。
ただ、日本国内で使うとポイント還元率0.5%と平凡なので、普段使いのカードとしてはあまり適していません。
このことから、学生専用ライフカードは海外専用カードとして活用することをおすすめします。
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5% |
ポイント名 | サンクスポイント |
国際ブランド | VISA・MasterCard・JCB |
電子マネー | なし |
付帯サービス | 海外利用の3%をキャッシュバック、最高2,000万円の海外旅行傷害保険 |
4.楽天カード
楽天カードは楽天サービスで使うとポイントが貯まりやすいだけでなく、どこで使ってもポイント還元率1%と普段使いにも適した人気のクレジットカードです。
カード利用で貯まった楽天ポイントは楽天サービスだけでなく、コンビニやガソリンスタンドなど豊富な加盟店で1ポイント=1円単位で利用できるため、無駄なく活用できます。
このように楽天カードは、楽天サービスを活用している方はもちろん、楽天を利用しない学生の方にもメリットがあります。
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 1%〜 |
ポイント名 | 楽天ポイント |
国際ブランド | VISA・MasterCard・JCB・American Express |
電子マネー | 楽天Pay |
付帯サービス | 楽天サービスでの利用でポイント還元率アップ |
5.エポスカード
エポスカードは、全国1万店舗以上のレストラン、カラオケ、居酒屋といった施設で割引などの優待が受けられるクレジットカードです。
飲み会でカラオケや居酒屋を利用する機会が多い学生の方なら、支出を大きく節約できるメリットがあります。
一方でポイント還元率は0.5%と平凡なので、普段使いにはあまり適していません。
そのため、エポスカードはカラオケ代や居酒屋での支払いのためにクレジットカードを持ちたい学生の方におすすめです。
またこのカードは申し込み後、全国に設置された「エポスカードセンター」で直接受け取りができます。
クレジットカードは申し込み後自宅に郵送されますが、直接窓口で受け取ることにより親バレを防ぐことができるのも特徴です。
どうしても親にバレずにクレジットカードを持ちたい学生の方には、もっともおすすめのクレジットカードです。
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5% |
ポイント名 | エポスポイント |
国際ブランド | VISA |
電子マネー | なし |
付帯サービス | マルイで年4回10%OFF、全国1万以上の施設で優待、最高500万円の海外旅行傷害保険 |
学生は収入ゼロでもカードが持てる
学生の方がクレジットカードを持ちたいとき、もっとも不安が大きいのが「収入がなくてもクレジットカードは発行されるのか…?」ということ。
クレジットカードの利用代金は後払いです。
私たちがお店やサイトで買い物をした代金は、翌月に一括して指定した口座からの引き落としにより支払います。
もしもこの後払いの代金がきちんと支払われないと、クレジットカード会社は損害を出してしまいます。
そのためクレジットカードを持つためには「基本的には」収入があることが条件です。
学生は親の支援を受けている
ところが、学生だけはアルバイトをしておらず完全に収入ゼロだったとしてもクレジットカードを持つことができます。
収入ゼロの学生が後払いのクレジットカードを持つことができる理由は、学生の学費や生活費は親が支援していることがほとんどだからです。
カード会社としては、最悪の場合カード利用代金は親が代わりに支払うことにより損失が防げると考えています。
ただ、これはあくまでもカード会社の勝手な期待です。
法律上は学生であっても18歳以上なら「成人」なので、カード利用代金が親に請求されることはありません。
また、カードに申し込むときに親の職業や収入が審査されることもないしくみになっています。
そのため、次のような不安を持っている学生の方でも、安心してクレジットカードも申し込むことをおすすめします。
- アルバイトで毎月数万円しか収入がない
- アルバイトをしていないから収入ゼロ
学生はもっともクレジットカードを作りやすい
収入が完全ゼロでもクレジットカードを作ることができるのは、学生と専業主婦(主夫)の方だけです。
しかし、専業主婦(主夫)の方なら配偶者の方の職業・収入が審査されるのに対し、学生の方が親の職業・収入が審査されることはありません。
このことから、学生はもっともクレジットカードの審査に通過しやすい「無敵」の立場だと言えます。
そういったメリットを活かすためにも、ぜひ学生の間にクレジットカードに申し込むことをおすすめします。
学生の間に手に入れたクレジットカードは、社会人になってからも引き続き使えます。
つまり、もしも大学などを卒業後に就職先がなく無職やフリーターとして就職浪人をする場合でも、引き続きクレジットカードが使えるということです。
就職浪人は無職またはフリーターとして扱われ、クレジットカードの審査を通過して発行される可能性はかなり低くなってしまいます。
このように、万が一の話ですが一時的に就職浪人となったときのことを考えても、学生の間にクレジットカードを持っておくべき価値は高いと言えます。
限度額は10〜30万円と低い
ここまで説明したように、学生は完全に収入ゼロでもクレジットカードを持つことができます。
ただ、収入が完全にゼロだと、利用限度額が10万円と少なくなってしまう可能性が高くなります。
利用限度額とは、クレジットカードを最高でいくらまで使えるか?という金額のことです。
クレジットカードは後払いなので、カードで支払える金額が大きくなればなるほどカード会社は代金を回収できなかったときの損害が大きくなります。
そこで、申し込んだ人の職業や収入などに応じて一人ひとりに利用限度額を設定しています。
利用限度額は、毎月口座引落でカード利用代金を支払うことにより支払った金額だけ復活します。
広く知られている「1か月経てば利用限度額がリセットされる」という情報は完全に間違いなので注意しましょう。
クレジットカードの利用限度額は、社会人なら新卒の方でも30〜50万円(カード会社やその人の職業によって異なる)は設定されることがほとんどです。
そのことを思うと学生の10万円という利用限度額は少ないですが、完全に収入ゼロでもクレジットカードで後払いができるメリットは大きいと言えます。
なお、アルバイトの収入があれば最高で30万円の限度額が設定される可能性もあります。
ここで説明した学生の利用限度額に関する内容、あくまでも一般論です。
カードの利用限度額はクレジットカード会社がそれぞれの基準に基づいて判断し、その理由は絶対に教えてくれません。
そのため、実際にどれだけの限度額が設定されるのかを前もって知ることはできないことに注意しましょう。
たとえばですが、カード会社の判断で完全に収入ゼロでも30万円の限度額が設定される可能性もあります。
逆にアルバイトをしている学生の方であっても、10万円の利用限度額しか設定されない可能性はゼロではありません。
以上ここまでいろいろと説明しましたが、内容をまとめると学生ならアルバイトをしておらず、完全に収入ゼロだったとしてもクレジットカードが持てるということです。
ですから、審査を恐れる必要はまったくありません。
学生がクレジットカードを持つメリット
これからクレジットカードを持ちたいと考えている学生の方であれば、何となくクレジットカードのメリットは知っておられるかと思います。
学生の方がクレジットカードを持つメリットは、主に以下の4つがあります。
- ポイントで節約できる
- インターネット決済が便利
- 現金を持ち歩く必要がない
- お金の管理がしやすい
上記について、クレジットカードを申し込む前に詳しく理解しておきましょう。
1.ポイントで節約できる
学生がクレジットカードを持つ1つ目のメリットは、ポイントで節約できることです。
ほぼすべてのクレジットカードは、支払った金額に応じてポイントが貯まります。
クレジットカードのポイントは、カード利用代金の支払金額からの割引や電子マネーへの移行などに幅広く使えます。
クレジットカードの種類により異なりますが、多くの場合カード利用金額の0.5〜1%がポイントとして還元されるしくみです。
つまり、クレジットカードで支払いをするだけで0.5〜1%の割引が受けられるということ!
仮に利用代金の1%がポイント還元されるクレジットカードで月に5万円の買い物をすると、500円分のポイントが貯まります。
たった500円ではありますが、現金で支払っても何も還元されることを考えると、クレジットカードを使う価値は十分に高いと言えます。
クレジットカードで買い物をしたからといって、手数料などが上乗せされて割高になることはありません。
クレジットカード払いや現金払い、どんな支払い方法であっても買い物代金は同じです。
誰もが節約したいものですが、特に学生の方は限られたアルバイト代や仕送りの中でやり繰りしなければなりません。
そのため、クレジットカードを使ってポイントで節約できるのは大きなメリットです。
2.インターネット決済が便利
学生がクレジットカードを持つ2つ目のメリットは、インターネット決済が便利だということです。
クレジットカードを持たない学生の方なら、AmazonやiTunesといったインターネットサービスで支払いをするとき、コンビニなどでAmazonギフト券やiTunesカードを購入して使うことが多いものです。
ただ、Amazonギフト券やiTunesカードは先払いしなければならないのがネックです。
また、買い物・課金しようと思ったときに残額が足りないと、わざわざコンビニに新しいカードを買いに行かなければなりません。
そして、クレジットカード払いにしか対応していないサイトも存在します。
クレジットカードを持っていれば、インターネットでの買い物・課金は劇的に便利になります。
クレジットカードは後払いなので、Amazonギフト券やiTunesカードのように先払いでカードを購入する必要はありません。
使った代金を後払いで支払えばOKです。
そしてクレジットカードは10万円や30万円といった利用限度額以内なら使えるので、Amazonギフト券やiTunesカードのように残高を気にする必要はありません。
ここまで説明したように、学生の方がクレジットカードを持つことにより、インターネットでの買い物が便利になります。
3.現金を持ち歩く必要がない
学生がクレジットカードを持つ3つ目のメリットは、現金を持ち歩く必要がないことです。
クレジットカードを持てば、その後の人生で現金を1円も持ち歩かなくてもよいという意味ではありません。
ただ、現金を持ち歩かなくてもよい場面が増えますし、もし現金を持ち歩くとしても少額で済みます。
今やクレジットカードはコンビニやファミレス、ガソリンスタンド、家電量販店など、あらゆる場所で使えます。
そのため、クレジットカードを持ち歩くだけでたいていの買い物はできてしまいます。
多くのクレジットカードは、スマートフォンやスマートウォッチに登録すれば、お店の会計でかざすだけで支払いができます。
そのため、クレジットカードを入れた財布を持ち歩かず、スマホやスマートウォッチだけを身に着けて外出することも可能です。
クレジットカードを持っていても現金が必要となる場面と言えば、クレジットカードが使えない個人経営の飲食店に行くときや友達と割り勘するときくらいです。
このようにクレジットカードを持っていれば現金を使う機会が減り、ATMで現金を引き出す手間や手数料を抑えることができるというメリットもあります。
4.お金の管理がしやすい
学生がクレジットカードを持つ4つ目のメリットは、お金の管理がしやすいことです。
現金だと、多くの学生の方が「先週銀行から下ろした1万円が1,000円しか残っていないが、何に使ったのか思い出せない…」といった経験をしているものです。
一方クレジットカードの利用代金は、いつどこでいくら使ったのか? 後から細かく振り返ることができます。
カード会員専用のスマホアプリをインストールしておけば、いつでも手軽にカードの利用明細が確認できます。
そのため、現金払いよりもお金の管理がしやすくなり、無駄遣いを防ぐことができます。
また毎月のカード利用代金の支払い金額を見れば、1か月でいくらのお金を使ったのか? ひと目で確認できるのもクレジットカードの便利な点です。
学生向けクレジットカードの選び方
クレジットカードと一言で言っても、日本で発行されているカードは数千種類と言われています。
そこでどのようにクレジットカードを選べばよいのか? 抑えるポイントとして以下の5つがあります。
- 学生でも申し込めるカードを選ぶ
- カードを持つ目的を明確にする
- 自分のライフスタイルを振り返る
- ポイント還元率1%以上のカードを選ぶ
- 年会費無料のカードを選ぶ
上記について、ここから1つずつ説明します。
1.学生でも申し込めるカードを選ぶ
学生の方がクレジットカードを選ぶとき、まず始めにチェックすべきなのが学生でも申し込めるのかということです。
クレジットカードは「入会資格」が決められています。
カードの種類により異なりますが、多くのクレジットカードの入会資格は以下のようになっています。
- 満18歳から満25歳までの学生の方
- 満18歳以上の方
- 満20歳以上で安定した収入がある方(学生を除く)
- 満25歳以上で安定した収入がある方
- 満30歳以上で安定した収入がある方
上記の中で、学生の方が持つことができるのは入会資格が「満18歳から満25歳までの学生の方」や「満18歳以上の方」となっているカードだけです。
それ以外の入会資格には「安定した収入がある」という文言が含まれており、会社員や公務員、個人事業主といった社会人を指しています。
そのため、学生の方は入会資格が「満18歳から満25歳までの学生の方」や「満18歳以上の方」のようになっているカードを選びましょう。
2.カードを持つ目的を明確にする
学生の方がクレジットカードを選ぶときに重要なのが、カードを持つ目的です。
多くの学生の方がクレジットカードを持ちたい理由として、主に以下のものがあります。
- インターネットでの買い物に使いたい
- コンビニやガソリンスタンドでの普段使い
- 海外旅行または留学のため
中には「インターネットとコンビニでの支払い」など複数の理由をお持ちの方も多いと思います。
ただ、カードを持つ目的によってもっとも適したクレジットカードが変わるのです。
そのため、自分がクレジットカードを持つメインの理由は何なのか? 明確にしておきましょう。
学生の方であっても、複数のカードに申し込んで持つことは可能なので、場面によってカードを使い分けるという方法もあります。
ただ、まずは1枚のカードを実際に使ってみて十分に慣れてから、2枚目、3枚目のカードを持つことをおすすめします。
3.ライフスタイルを振り返る
カードを持つ目的を明確にした上で、さらに自分のライフスタイルを振り返ってどこでよくお金を使うのか? 明確にしておくと、より適したカードを選ぶことができます。
クレジットカードの中には、以下のような特定のお店・サイトで使うとお得になるものがあります。
- コンビニ
- 楽天市場
- カラオケ
- 居酒屋
そのため、自分がよく利用するお店・サイトを明確にしておけば、より適したカードを選べるというわけです。
4.ポイント還元率1%以上のカードを選ぶ
学生の方がクレジットカードを選ぶときに重要なポイントの1つが、ポイント還元率1%以上のカードを選ぶことです。
クレジットカードのポイントに魅力を感じてカードを持ちたいという学生の方は多いもの。
しかし、カードのポイント還元率はカードの種類により異なります。
クレジットカードで買い物金額に対して、何円分がポイントとして還元されるのかを表した数字のことをポイント還元率と呼びます。
たとえば、カードで1,000円の買い物をすると5円分のポイントが貯まるなら、ポイント還元率は0.5%になります。
なお、クレジットカードのポイント還元率は0.5%が平均的です。
ただ、学生が持てるクレジットカードの中でもポイント還元率1%など、多くのカードよりもポイントが貯まりやすいものもいくつか発行されています。
そのため、もしもクレジットカードのポイントで節約したい!と考えているなら、ポイント還元率が1%以上のものを選ぶことをおすすめします。
5.年会費無料のカードを選ぶ
クレジットカードを持つことにより発生する唯一のコストが、年会費です。
クレジットカードを持っていたり使うことにより発生する費用は、基本的に年会費のみです。
入会金や解約手数料、カード発行手数料、利用代金に応じた手数料などは発生しません。
「リボ払い」や「分割払い」といった支払い方法を選ぶと手数料がかかりますが、普通にカードを使っていれば支払う必要はありません。
クレジットカードの中には、「ゴールドカード」など年会費を支払うことによってお得な特典が利用できるものもあります。
ただ、ゴールドカードは学生が申し込むことができません。
学生が申し込めるカードの中にも1,000円程度の年会費がかかるものがありますが、そういったカードは避けるようにしましょう。
現在では年会費無料でも十分お得なクレジットカードがたくさん発行されています。
ですから、学生の方なら年会費無料カードを選ぶことをおすすめします。
学生がクレジットカードを作る方法
初めてクレジットカードを作る学生の方にとって、申し込みのハードルは高く感じるものです。
審査が行われるので緊張しますし、住所や生年月日など入力しなければならない項目がたくさんあります。
そこでここでは、カードに申し込むハードルが少しでも下がるよう、申し込みに必要なものや注意すべきポイントについて説明します。
1.必要なものを用意
クレジットカードの申し込みは、カード会社の公式サイトからスマホやパソコンを使って行うのが一般的です。
ただ、申し込みを行う前に以下2つのものを手元に用意しておくと、スムーズに申し込みができます。
- 銀行のキャッシュカード
- 本人確認書類(免許証や保険証)
利用代金を支払う口座情報
申し込みの段階で、カード会社によってはカード利用代金を引き落とすための口座情報を入力する必要があります。
スムーズに銀行の口座番号が入力できるよう、キャッシュカードを手元に用意しましょう。
なお、自分の口座番号さえわかれば通帳を用意してもよいです。
もしも自分の口座番号を覚えているなら、通帳やキャッシュカードを用意する必要はありません。
本人確認書類
クレジットカードの申し込みでは、住所や生年月日を証明するための「本人確認書類」が必要です。
本人確認書類として使えるものはカード会社により若干異なりますが、多くの学生にとって用意しやすいのが運転免許証や健康保険証です。
ほかにも以下のものが本人確認書類として使えるカード会社が多いです。
- パスポート
- マイナンバーカード
- 印鑑証明書
- 住民票の写し
カードの申し込みで入力する住所や氏名、生年月日は、用意した本人確認書類と基本的に一致する必要があります。
また、審査に通過した後クレジットカード本体が郵送されるのは、申し込みで入力した住所になります。
大学などに通うために一人暮らしをしているなど、免許証や保険証に書かれている住所と実際に住んでいる住所がちがう場合は、実際に住んでいる住所を入力しても問題ありません。
このとき、上記で説明した本人確認書類に加えて電気代やガス代、水道代といった公共料金の領収証で入力した住所に実際に住んでいることを証明すればOKです。
なお必要な本人確認書類は、カードに申し込もうとしている学生本人のものだけです。
18歳以上は法律上「成人」なので、学生であっても親の本人確認書類や同意書は不要です。
2.必要事項を入力
必要な書類を用意したら、カード会社の公式サイトから必要事項を入力して申し込みを行いましょう。
入力する内容はカード会社により多少ちがいますが、主に以下のとおりです。
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 家族情報
- 職業
- 住まいの形態
- 金融機関
- 学校名・卒業予定日
- 年収
- 借入状況
- キャッシング希望枠
- 預貯金額
- 毎月の支払い方法
- 取引を行う目的
- 外国の重要な公人該当の有無
- 4ケタの暗証番号
- 追加カードの申し込み
上記の中で、多くの学生の方にとってわかりづらい項目について、簡単に説明します。
家族情報
一緒に住んでいる家族が何人いるのかを入力します。
この項目は、社会人がクレジットカードに申し込むときの利用限度額を決めるために必要となります。
家族が多くなるとそれだけ生活費がかかるので、利用限度額が低くなる傾向にあります。
ただ、学生の場合だと家族の生活費を負担していることは一般的にないため、審査に影響を与えることはまずないと考えて問題ありません。
一緒に住んでいる家族の人数を入力しましょう。
なお、一人暮らしをしている学生の方は親の支援を受けているという意味合いで、実家の家族の人数を入力しましょう。
職業
アルバイトをしている、していないに関わらず「学生」を選びましょう。
アルバイトをしている学生だとバイト先の業種などを入力した方がよいように感じるかもしれません。
ただ、万が一フリーターだと判断されてしまうと審査で不利になってしまうので、アルバイトをしていたとしても「学生」を選択しましょう。
住まいの形態
実家が親が購入した家なのか、親が家賃を支払っている賃貸なのかを入力しましょう。
この項目も、社会人がクレジットカードを申し込んだときの利用限度額を決めるためのものです。
学生の審査にはあまり影響を与えません。
年収
アルバイトをしているなら、毎月のバイト代に12を掛けて1年間で大体どれだけの収入があるのかを入力しましょう。
もしアルバイトをしていないなら、ゼロと入力すれば大丈夫です。
冒頭の方でも説明しましたが、学生なら収入がゼロだったとしても審査に通過できます。
ですから、不安を持たずに実際の年収を入力しましょう。
キャッシング希望枠
クレジットカードは買い物に使えるだけでなく、現金を借りることができる「キャッシング」という機能もあります。
キャッシングはクレジットカードの利用限度額とは別に枠が設けられます。
クレジットカードのキャッシングを活用すると、いざというときにお金が借りられるので便利だと感じる学生の方は多くいらっしゃいます。
ただ、クレジットカードのキャッシングで支払わなければならない利子は消費者金融並みに高い金額なので、むやみに利用しないことをおすすめします。
たとえばキャッシングで1万円を借りて1か月後に返済すると、カード会社により若干異なりますが約150円の利子がかかります。
150円というと大したことがないように感じますが、借りている期間が長くなったり借入金額が増えると負担がどんどん大きくなるので注意しましょう。
このキャッシングで最大いくらまで利用したいかを入力します。
ただ、ここで入力するのはあくまで希望なので、学生の場合だと審査の結果キャッシング枠がゼロだったり5万円といった少額に設定することがほとんどです。
そのため、高額なキャッシング枠を入力したからといった審査で不利になることはありませんが、希望通りにならない可能性が高いことを覚えておきましょう。
預貯金額
現在の貯金額を入力します。
ただ、貯金の金額はクレジットカードの審査に影響を与えない上、入力しなくてもよい項目です。
そのため、不必要に個人情報を入力したくない方は空欄でも問題ありません。
取引を行う目的
取引を行う目的として、以下2つを選択する必要があります。
- 生計費決済
- 事業費決済
生計費決済とは、クレジットカードを日常生活の支払いに使うことです。
そして事業費決済とは、クレジットカードをビジネスの経費の支払いに使うこと。
学生の方は日常的な支払いのためにカードを作ろうとしているはずなので、前者の生計費決済を選びましょう。
外国の重要な公人該当の有無
この項目は「該当しない」を選びましょう。
外国の重要な公人とは、外国の大統領や外交官など、重要な役職で一時的に日本に住んでいる人やその家族を指します。
日本のクレジットカードは海外からの留学生など外国人でも、必要な書類を用意すれば基本的には作ることができます。
ただ、先ほど挙げた外国の十曜な役職の人とその家族は日本のクレジットカードが作れません。
このページを読んでくれている学生の方はほぼ100%当てはまらないはずです。
4ケタの暗証番号
クレジットカードで買い物をするとき、場合によっては4ケタの暗証番号を入力する必要があります。
そのときの暗証番号を、申し込みの段階で決める必要があります。
カードが手元に届いて実際に使うときに必要になるので、忘れない、それでいて他人に推測されにくい暗証番号を決めましょう。
なお「0000」や「1234」、「9876」といったあまりに単純すぎる暗証番号は設定できないことが多いです。
3.本人確認書類をアップロード
必要な情報をすべて入力し終えたら、本人確認書類をアップロードします。
スマホのカメラで本人確認書類を撮影してカード会社にアップロードすることにより、書類を提出したことになります。
本人確認書類の文字が読めるかを確認してからアップロードしましょう。
もし本人確認書類の文字が読めない写真をアップロードしてしまうと、再度アップロードまで審査が止まってしまい、カードが発行されるまでの時間が長引いてしまいます。
4.審査結果が届く
入力した情報を元に審査が行われ、結果がメールで届けられます。
審査スピードはカードの種類により異なりますが、早いもので最短5分、多くのカードだと申し込みの翌日から3日後には結果が届きます。
冒頭でも説明したように、学生の方は収入ゼロでも審査落ちすることはないので、初めてクレジットカードに申し込むなら審査落ちの可能性はまずありません。
ですから、安心してカード会社からのメールを待ちましょう。
5.カードが自宅に届く
審査に通過すれば、クレジットカード本体が自宅宛に郵送されます。
なお、カードが郵送されるのは申し込みで入力した住所だけです。学校やバイト先などを指定することはできません。
もし親に内緒でカードを持ちたいと考えており、自宅にカードを郵送されるのはどうしても困るという方であれば、窓口で申し込み・受け取りが可能なクレジットカードを選ぶようにしましょう。
窓口でクレジットカード本体を受け取れば、親にバレることはありません。
学生のうちからクレジットカードを持つべき
ここまで最強の学生クレジットカードということで、学生の方がクレジットカードを持つメリットや申し込み方、具体的な学生最強クレジットカードを紹介しました。
学生の方がクレジットカードを持つべきかどうかは、賛否両論です。
ただ、社会人になればインターネットでの買い物や公共料金の支払いなど、クレジットカードでないと支払いができない場面に必ず遭遇します。
つまり日本で社会人として生活するには、クレジットカードは絶対に必要だということです。
近い将来クレジットカードが必要になることがわかっているのであれば、学生のうちから手に入れて使い方に慣れておくに越したことはありません。
このページでクレジットカードについての理解を深めていただいたことをきっかけに、ぜひクレジットカードがある生活を始めていただきたいです。