ETCカードが発行できるデビットカード｜実はクレジットカードの方がお得

ETCカードが発行できるデビットカードは「北國VISAクラシックデビット」のみ

実はデビットカードではETCカードを作ることができません。
しかし北國VISAクラシックデビットはデビットカードで唯一ETCカードを作ることができます。

このデビットカードを申し込む条件は以下のように定められています。

・北國銀行の本支店で普通預金口座を保有している方
・15歳以上であること

ここからはこの北國VISAクラシックデビットからETCカードが発行できる理由やこのカードの特徴について紹介していきたいと思います。

北國VISAクラシックデビットでETCカードを作れる理由

北國VISAクラシックデビットでETCカードを作ることができる理由には、このカードの請求のタイミングが関係しています。
ここまででも紹介してきた通り、一般的なデビットカードの場合は決済のタイミングで指定した金融機関の口座から決済金額が引き落とされます。

しかし、北國VISAクラシックデビットでは、ETCカードを利用した時には、その利用料金の引き落としは3~4週間後になります。
つまり、高速道路を利用する際に口座残高が不足している場合でも決済が行われるのです。

北國VISAクラシックデビットの特徴

ここでは北國VISAクラシックデビットの特徴について紹介していきたいと思います。

まず申し込み対象年齢についてですが、一般的なデビットカードと同様に15歳以上の方が北國VISAクラシックデビットに申し込むことができます。
ただし、北國銀行の銀行口座を保有していることが申し込みの条件となります。

ただし、ETCカードの発行に関しては18歳以上の方しか申し込むことができないので注意が必要です。
ちなみに家族カードは5枚まで手数料無料で発行することができます。

北國VISAクラシックデビットには手厚い補償のあるゴールドカードも

北國VISAクラシックデビットには、通常のデビットカード以外にそれよりも補償が手厚くなっているゴールドカードもあります。
補償の手厚いゴールドカードということもあって、2年目以降は年会費が5,500円(税込み)必要になります。
ただし、ETCカードや家族カードの発行手数料、年会費は無料となっています。

お買い物安心保険で最高300万円分が補償されたり、最高5,000万円分の海外／国内旅行傷害保険が付帯しています。

ETCカードをよりお得に便利に使いたい人はデビットカードよりもクレジットカードがおすすめ！

デビットカードからETCカードを発行することができる北國VISAクラシックデビットについて紹介しましたが、お得にETCカードを利用しようと思うのであればクレジットカードからETCカードを発行することをおすすめします。

デビットカードよりもクレジットカードの方がおすすめな理由①ポイントや補償がつく

クレジットカードからETCカードを発行することのメリットの一つとして、クレジットカード決済のポイントが付与されることが挙げられます。
クレジットカードであれば、発行手数料や年会費が無料のクレジットカードであってもポイント還元率が1.0%を超えるものもあります。

またクレジットカードからETCカードを発行することによって海外／国内旅行傷害保険、ショッピング保険などの補償を受けることができるのもメリットと言えます。

デビットカードよりもクレジットカードの方がおすすめな理由②ETCカードを無料で作れる

ETCカードを発行することができるクレジットカードがほとんどではありますが、クレジットカードの種類によってそのサービス内容は様々です。
発行手数料や年会費が必要となるクレジットカードも存在しますが、中には発行手数料や年会費が無料でETCカードを利用することができるクレジットカードも多く存在します。

デビットカードよりもクレジットカードの方がおすすめな理由③クレジットカードを選べる

デビットカードでETCカードを発行する場合、選択肢は北國VISAクラシックデビットのみでしたが、クレジットカードなら無数の選択肢の下から自分に合ったものを選ぶことができます。

ただクレジットカードを新規発行するとなると、クレジットカード新規発行時の審査を通過する必要があり、クレジットヒストリー、金融事故、収入など様々なことが総合的に評価されます。
もし審査が不安な場合には審査基準が厳しくないクレジットカードに申し込みを行うといいでしょう。

また、利用枠をなるべく少なく申請したり、キャッシング枠を0円で申請することで審査を通過しやすくなります。

ETC付帯できるおすすめのクレジットカード6選

クレジットカードなしでもETCカードを作る方法はいくつか存在します（後述）が、結局はETC付帯のクレジットカードを申し込むのが最も簡単でわかりやすいです。
今回は数あるたくさんのクレジットカードの中から目的別に3つのクレジットカードを紹介します。

ネットショッピングが多い人におすすめなJCB CARD W

JCB CARD Wは国際ブランドの一つであるJCBが発行するクレジットカードです。
このカードの利点はなんといってもOkiDokiポイントです。
JCB CARD Wを利用すると1,000円（税込）につき2Oki Dokiポイントが貯まるだけでなく、Amazonやスターバックス、メルカリなど利用するサービスによってポイントが2〜10倍になります。
定期的にキャンペーンをやっているので、そのタイミングに利用するのも一つの手です。

JCB CARD W

年会費	無料
還元率	1.0%～10.5%　※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合	ポイント

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イオン系列での買い物が多いならイオンカード(WAON一体型)

イオンカード(WAON一体型)はイオンが発行するクレジットカードです。
その名の通り、イオン系列で利用するとポイント還元率が2倍になります。
また、毎月20日・30日は全国のイオン、ビブレ、マックスバリュなどの各店舗でお買い物代金が5%OFFになります。
さらに5日・15日・25日の毎月5のつく日はWAON POINTが2倍です。
せっかくETCカードを作るなら普段使いにも利用できるイオンカードがおすすめです。

イオンカード(WAON一体型)

年会費	無料
還元率	0.50%〜1.33%	ポイント

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残りの4種類は審査が不安な方に向けておすすめのクレジットカードを紹介したいと思います。

• ACマスターカード
• デポジット型ライフカード
• ショッピング専用ライフカード
• セディナカードJiyu!da!

ではここからこれらについて詳しく紹介していきます。

クレジットカードの審査が不安な人に定番のACマスターカード

もしクレジットカードの審査が不安ということであれば、ACマスターカードを作ってみるのを検討してみて下さい。
ACマスターカードはカードローン大手のアコムが発行しているクレジットカードです。
一般的に消費者金融系のクレジットカードは審査に通りやすく、その中でもACマスターカードは他のクレジットカードの審査に落ちた人でも審査に通りやすいと言われています。

ACマスターカード

年会費	無料
還元率	0.25%	ポイント	-

詳しく見る

海外・国内旅行傷害保険も付帯するデポジット型ライフカード

ライフカードは有名なクレジットカードですが、ライフカードにも様々な種類のものが存在します。
その中でもデポジット型のライフカードをまず審査のハードルがさほど高くないおすすめクレジットカードとしておすすめします。

デポジット型ライフカードは20歳以上の方が申し込むことができます。
年会費は5,500円(税込)かかり、利用限度額と同じ金額のデポジットを支払う必要があります。

しかし、デポジットを支払うため、審査は非常にハードルが低いですし、ETCカードも無料で発行することができるので、審査になかなか通らない方にはおすすめです。

年会費ありでショッピング専用のライフカード

デポジット型ライフカードだけではなくショッピング専用のライフカードもまた審査を通過しやすいクレジットカードの一つです。
ショッピング専用ライフカードはデポジット型ライフカードと同様に年会費が5,500円かかりますが、ETCカードは無料で発行することができます。
ただし、家族カードの発行には440円がかかります。

このショッピング専用ライフカードは審査基準に特徴があり、他のクレジットカードの審査を通過できなかった方でもこのカードの審査を通過する場合も多くあります。
最高2,000万円の海外旅行傷害保険、最高1,000万円の国内旅行傷害保険、シートベルト傷害保険が付帯しているのも魅力的と言えます。

年会費無料のリボ払い専用のセディナカードJiyu!da!

セディナカードJiyu!da!もクレジットカード新規発行時の審査を通過しやすいクレジットカードとして知られています。
デポジット型ライフカードやショッピング専用ライフカードの場合、年会費が5,500円(税込）かかってしまうことがデメリットとなっていましたが、セディナカードJiyu!da!の年会費は無料となっているので年会費を抑えたい方にはおすすめです。
ただし、ETCカードの新規発行時には1,100円(税込）の手数料がかかってしまうので注意が必要です。

ETCカードをデビットカードで作れないのはなぜ？理由を解説

ETCカードはデビットカードで作ることはできません。
クレジットカードを持てない人は、「デビットカードでETCが作れればいいのに」と思うかもしれません。

なぜETCカードをデビットカードで作ることができないのでしょうか？
ETCカードは後払いで支払うのが基本ですが、デビットはそのとき口座にあるお金をリアルタイムに支払うものだからです。

もしETCカードをデビットカードで処理してしまうと、時間差によるトラブルが多発してしまうことでしょう。

そもそもETCって何？

この機会にETCに関する知識をしっかりと身に付けておきましょう。

ETCに関する知識といっても機械的なことではなく、

・ETCの仕組みがどうなっているのか？
・ETCを利用するときに受けられる割引について

です。

ここをしっかりと押さえておけば便利に利用することができますし、こういったことを知っていれば、よりお得に高速道路を走ることができるでしょう。
それでは早速ETCの基本的な仕組みについて調べてみましょう。

基本的な仕組みについて

ETCとは英語でElectronic Toll Collection Systemのことです。
つまり高速道路や有料道路の料金ゲートで自動車に搭載した車載器と無線通信を行い、車種や通行空間を判別して認証と決済を行っています。

そしてこの車載器に搭載するためのカードがETCカードで、決済の役割を持っています。
ETCカードができる前は高速道路や有料道路の出口のデートに職員がいて、通行者からもらったチケットを元に料金を生産していましたね。

さまざな割引を受けることができる

ETCを使う最大のメリットは、様々な割引制度を受けられると言うことです。
この割引制度には平日朝夕割引、休日割引、深夜割引、そしてその他の割引制度があります。

たくさん割引制度がありますが、それぞれの特徴について詳しく把握しておくことで、よりお得に高速道路や有料道路利用できるということです。
つまり車で移動する人は、ETCの割引制度についてしっかりと理解しておく必要があると言うことです。

それでは早速平日朝夕割引について詳しく見ていきましょう。

平日朝夕割引

平日朝夕割引は、多くの人を対象にした割引制度です。
つまり平日の朝と夕方割り引いてくれると言うことで、1週間のほとんどは平日であると言うことを考えるとこの時間帯に車を利用する人はぜひ押さえておきたいサービスですね。

この記事では割引対象となる車種や対象となる時間帯、そして対象となる道路、割引の概要等についてより詳しく解説していきます。
少しボリュームは多いですが、しっかりと把握しておくことで移動のためのタイムテーブルも立てやすくなると思われます。

割引対象車種

平日朝夕割引の割引対象車種はすべての車種です。
つまり自家用車や商業者のみならず、バイクや軽自動車、トラックなど全ての車両を対象とした割引サービスです。

このサービスならば、自分が車を乗り換えた時に、今の車は割引対象になるのかどうかなど余計なことを考えずに済むので嬉しいですよね。
当然レンタカーを借りていても友達の車であったとしても、時間帯と日付がきちんとマッチしていれば割引対象にしてもらうことができます。

割引対象日時

平日朝夕割引の割引対象となる日時は、月曜日から金曜日の朝6時から9時までの3時間、そして夕方の5時から8時までの3時間、合計6時間です。
ただし祝日は対象外となってしまいますから気をつけましょう。

祝日が関係ないような仕事をしていると、カレンダーを見ても今日が祝日なのかと言う認識はなくなってしまいますね。
そのためこの割引を受けられると思って高速道路を利用しても、割引を受けられないと言う残念なことになってしまいます。

割引対象道路

平日朝夕割引の対象となる割引道路は、ネクスコ東日本、ネクスコ西日本、そしてネクスコ中日本が管理している地方部にある高速道路です。
また宮城県道路公社が運営している仙台松島道路も対象となっています。

しかし東京や大阪近郊の区間は対象外になります。

例を挙げて紹介しましょう。
東京近郊と言うと東京から厚木インターまでの東名高速道路や、藤沢インターチェンジを起点とした圏央道、そして東京外環道や京浜道路、常磐道の東京エリア、東関東道なども対象になります。

割引の概要について

平日朝夕割引の割引概要について解説します。
この割引制度は、ETCカードごとの1ヵ月までの割引対象となる利用回数に応じて還元率が決まります。

1ヵ月の区切りは毎月1日から末日までです。
決定された還元率に基づいて、利用月の翌月20日にETCマイレージサービスの還元が無料通行分として付与されます。

1ヵ月間の割引対象となる利用回数と還元率は、5回から9回までの場合は30%還元、10回以上利用した場合は50%還元となります。

割引適用の条件について

平日朝夕割引の割引が適用される条件についてもしっかりと把握しておきましょう。

まずETCマイレージサービスに登録されているETCカードを使うことが必須です。
そして高速道路や有料道路の入り口料金所、出口の料金所を朝の6時から9時、夕方の5時から8時までの間に通過することです。

こちらの割引は朝、夕の時間帯それぞれ最初の1回に限り適用されます。
また。いつ出発しいつ戻ってくるかによって割引対象になるかならないかが決まるので注意しましょう。

休日割引

続いて多くの人がそのメリットを享受するであろう休日割引について解説していきたいと思います。
サラリーマンや一般企業に勤めている人の多くは、土曜日・日曜日、祝日が休みになることが多いはずなので、休日にお出かけをするときに高速道路を利用することも多いでしょう。

そんな時に対象となるのが今回紹介する休日割引です。
この休日割引を上手に利用することで、移動料金を節約してレジャーをより満喫することができるでしょう。

割引対象の車種は？

休日割引の対象となる車種についてもしっかりと理解しておきましょう。
こちらの割引サービスは平日朝夕割サービスとは異なり、対象となる車種が決まっています。

休日割引の対象となるのは、普通自動車、軽自動車、二輪車だけです。
残念ながら大型トラック等はこの割引の対象外になっています。

つまりこの割引は休日に家族がレジャーをするための割引と言うことであり、仕事をしている人は対象にならないことが多いので注意しましょう。

割引対象の日時は？

割引対象となる曜日と時間について改めて確認しておきましょう。
休日割引と言うことで大体想像がつくと思いますが、この割引対象曜日は土曜日、日曜日、そして祝日です。

また毎年1月2日と3日も割引対象になりますが、元旦は休日割引の対象となっているので気をつけましょう。
つまりこれは休日を利用してレジャーに出かけたいと思っているファミリーやカップルを対象にしている割引サービスと言う事ですね。

目的は問われないので、仕事での移動でももちろんOKです！

割引対象の道路は？

割引の対象となる割引道路は、ネクスコ東日本、ネクスコ西日本、そしてネクスコ中日本が管理している地方部にある高速道路です。
また宮城県道路公社が運営している仙台松島道路も対象となっています。

こちらの割引制度も東京や大阪近郊の区間は対象外になります。
東京近郊と言うと例えば、東京から厚木インターまでの東名高速道路や、藤沢インターチェンジを起点とした圏央道、そして東京外環道や京浜道路、常磐道の東京エリア、東関東道なども対象外です。

割引の概要について

休日割引の概要についてもしっかりと理解しておきましょう。
この割引は地方区間の走行料金について、30%の割引が受けられるシステムです。

そして出発地と到着地がどこになるかによって、割引される金額が異なる仕組みになっています。
つまり地方部出発したとしても都心部で降りた場合（もしくは逆の場合でも）都心部を利用した分については割引対象外となっています。

そのことを知っておかないと、想定よりも割引が少なくなってしまったということになりかねません。

割引適用の条件について

休日の割引適用条件はどのようになっているのでしょうか。
この割引は、利用車両区分が普通車、もしくは軽自動車等に該当する車両であること、そして土曜日、日曜日、祝日にネクスコ西日本、ネクスコ中日本、ネクスコ東日本が管理している割引対象道路を走行している事となっています。

休日割引に走行距離や適用の回数に制限はなく、何度でも利用することができます。
ただしいつ出発して戻ってきた日によって割引対象になる場合とならない場合がありますから注意しましょう。

深夜割引

ETCカードを使って高速道路で移動する方の中には、夜遅い時間を中心に移動する人も少なくないはずです。
そこで気になるのがETCカードを使った深夜割引です。

ここからはETCカードを使った深夜割引について詳しく見ていきたいと思います。
深夜割引についてしっかりと理解して使いこなせば、よりお得に全国を車で移動することもできます。

この深夜割引をうまく利用することが高速道路を使った車の移動を使いこなす武器になるのです。

割引対象の車種について

深夜割引が対象となる車種について確認しておきましょう。
嬉しいことにETCカードの深夜割引の対象車種は、すべての車種が対象となっています。

休日割引のように普通車や軽自動車だけと言う括りはありませんから、誰がどんな車に乗っても深夜割引の対象になると言うことです。
物流を担っているトラックを運転している人たちにとっても嬉しいポイントですね。

この割引があるおかげで、私たちがお得に宅配便を利用できていると言っても過言では無いのかもしれませんね。

割引対象の日時について

深夜割引の対象となる日付と時間についてチェックしておきましょう。
深夜割引と言う名前を聞けば想像がつくように、深夜が対象の割引であり、毎日夜中の0時から明け方の４時までが対象となっています。

この割引に関しては土曜日や日曜日、祝日など関係なく利用することができます。
この深夜割引を狙って、あえて昼間ではなく夜間移動するようにしている、という人も少なくありません。

また夜中にトラックがたくさん走っているのは、この割引を上手に利用しているからです。

割引対象の道路は？

深夜割引の対象となる道路について確認しましょう。
この割引の対象となるところは、ネクスコ東日本、ネクスコ中日本、ネクスコ西日本が管理している全国の高速道路と、宮城県道路公社の仙台松島道路です。

ただし京葉道路、第3京浜道路、横浜新道、横浜横須賀道路は割引の対象外となっているので注意が必要です。
これ以外のところであれば東京都心部や大阪であっても割引が適用されると言う事ですね。

休日割引や朝夕割引よりも対象となる範囲が広いんです。

割引の概要について

割引の概要について理解しておきましょう。
深夜割引は毎日夜中の0時から朝の4時の走行分について割引が適用されます。

高速道路を利用するときには、入口料金所出口料金所の通過時間で割引が適用されるかどうかが決まります。
東京外環道などの料金均一区間を連続して利用する場合は、それぞれの区間毎で割引の適否が判断されます。

そして首都高速道路と高速道路を連続して利用する場合には、高速道路の区間内にある料金所の通過時刻に基づいて高速道路の割引の可否が決まります。

割引適用の条件について

深夜割引が適用される条件について今一度しっかりと理解しておきましょう。
この割引が適応される条件は極めてシンプルであり、夜中の0時から明け方の4時の間にネクスコ中日本、ネクスコ東日本、そしてネクスコ西日本が管理している割引対象道路を通過していることです。
走行距離や割引適用回数に制限はありませんから、利用すればするほど料金がお得になるといえますね。

ただし何時に出発して何時に戻ってくるかによって深夜割引が適用できるかどうかは異なりますか、事前の確認は必須です。

その他で割引制度はある？

これまで紹介した割引制度のほかに、ETC 2.0割引、外環道迂回利用割引、アクアライン割引、そして障害者割引があります。
ETC 2.0割引は圏央道の環状道路としての機能を活用するために、ETC2.0がセットアップされた車載器を搭載したETCを対象として割引を行う。

外環道迂回利用割引は、都心部を発着して放射状に伸びている高速道路利用するETC車が、東京外環道を1ジャンクション間のみ迂回して利用する場合でも、原則として直行した場合と同じ通行料金となるように割引が行われる制度です。

【解決策1】「審査なしのETCパーソナルカード」

クレジットカードを作ることができない人はETCカードを持つことをあきらめなければいけないのでしょうか？
いいえ、そんなことはありません。

そんな方のために「ETCパーソナルカード」と呼ばれるカードがあります。
このカードはネクスコが発行するETCカードで、審査を受けなくても良いにもかかわらずETCカードと同じような使い方ができるんです。

とっても便利なETCパーソナルカードですが、気をつけなければいけないポイントもあります。

「ETCパーソナルカード」の利用方法はどんな感じ？

ETCパーソナルカードは、どうして審査なしで利用することができるのでしょうか？
それはその仕組みにあります。

ETCパーソナルカードは、「補償金」を預けることで一般的なクレジットカードで作ったETCカードと同様に利用することができます。
ETCパーソナルカードに申し込みをした後に、最低20,000万円のデポジット、つまり補償金を預けてそれを担保として利用料金を決済してくれます。

デポジットは自己申告ですが、月々ETC利用額に4倍した金額がベースになります。

「ETCパーソナルカード」の申し込み方について紹介

ETCパーソナルカードの申し込み方法についてチェックしていきましょう。

まずは発行までにどれくらいの時間がかかるのかを確認します。
ETCパーソナルカードは、申し込んでからカードが手元に届くまでにおよそ２週間から３週間ほど必要になるので、時間に余裕を持って申し込むことをお勧めしています。

どんなに急いでいてもすぐに発行してもらうことはできないので、いざ利用したいときに手元にないなんてことにならないように気をつけましょう。

【STEP1】まず入手すべきは申込書

ETCパーソナルカードの申込書を手に入れるための方法は２つしかありません。

・有料道路にあるサービスエリアにあるインフォメーションで入手する
・ETCパーソナルカード事務局に電話をして、申し込み用紙を郵送してもらう。

インターネットで申し込み用紙をダウンロードできたり、直接申し込むことができれば便利ですが、残念ながら現時点ではそのような対応は行っていません。
わざわざ有料道路まで行かなければいけない、もしくは郵送してもらうというのは少しハードルが高いですね。

【STEP2】申込書を郵送する

ETCパーソナルカードの利用申込書を入手したら、必要事項を全てしっかりと記入してETCパーソナルカード事務局まで送付しましょう。

そのときに次の２点について、しっかり事前にチェックしてください。

・申し込みするにあたって、ゆうちょ銀行の通常貯金口座、もしくは銀行などの預金口座が必要になる
・申し込むときには本人確認書類が必要となる

銀行口座はすぐに用意できないかもしれませんから、事前に用意しておきましょう。

【STEP3】デポジットの振込みを行う

ETCパーソナルカード事務局で申込書の内容が確認できたら、デポジット振り込み依頼用紙が郵送で届きます。
同封されている払込取扱票を使って、近くにある郵便局取扱窓口、またはコンビニエンスストアでデポジットを振り込みましょう。

ETCパーソナルカードを利用するためにはデポジットを預ける必要があるので、きちんと預けないと利用することができません。
ETCパーソナルカードはとても便利ですから、しっかりとデポジットを用意したいものですね。

【STEP4】郵送でカードが到着する

デポジットのお金が入金されたことが確認されると、ETCパーソナルカードを利用できるようになります。
ETCパーソナルカードが手元に届いていれば、それ以上の作業などは必要なくその日のうちに利用できます。

ただしデポジットを入金してからカードが手元に届くまで、およそ２週間程度の時間がかかりますから、ETCパーソナルカードを使って出かける予定があるなら早めに手続きを終わらせてしまいましょう。
ETCを利用するためにはセットアップされた車載器が必要です。

「ETCパーソナルカード」の注意すべき点を5つ紹介

ETCパーソナルカードは審査の必要なく気軽に利用できる便利なカードです。

しかし気をつけなければいけないこともあります。
ここからはETCパーソナルカードを利用する時に覚えておきたい注意点について解説したいと思います。

しっかりと注意点について把握したうえで利用すれば、きっと便利なETCライフを送ることができるでしょう。
クレジットカードを作ることができない人にとって、ETCパーソナルカードは非常に便利だからです。

年会費が発生する「ETCパーソナルカード」

ETCパーソナルカードはクレジットカードでETCカードを作成した時と異なり、年会費1234円が発生します。
クレジットカードに付帯したETCカードの場合、年会費が一切不要なことも多いですし、せいぜい500円程度が相場となっています。

しかしこのETCパーソナルカードはおよそその2倍から3倍程度の費用がかかるのです。
あまりETCを利用しない方の場合であれば、この年会費がもったいないと感じるかもしれませんね。

支払いが済んでいない利用金額が、デポジットの80%を超えると利用停止処分となってしまう

ETCパーソナルカードは事前にデポジットを預けておく必要があるのは先ほど説明した通りです。
もしデポジットの金額がなくなってしまった場合や、不足してしまった場合どうなるのでしょうか。

デポジットの金額はあくまでも自己申告ですが、未払い分がデポジットの80%を超えてしまうとカードを停められてしまい利用できなくなってしまいます。
そのためETCパーソナルカードを利用する場合は常にデポジットに注意して、余裕を持って使いましょう。

利用金額を引き落とすことができなければ利用停止処分になる可能性も！

ETCパーソナルカードは毎月27日に残高不足になってしまった場合、ETCパーソナルカードの事務局から支払いに関する書類が届きます。
もしこの書類を受け取ったら、書類に書かれている金額を先に振り込んでしまいましょう。

もし振り込みを忘れてしまった場合どうなってしまうのでしょうか。

残念ながら利用停止となってしまうこともあるのです。
また引き落とし日に支払いができないと利用料金だけではなくそこに延滞金も発生し、未払いの利用金額に年率10.75%の割合を乗じた金額が請求されることになります。

利用実績に応じてデポジットの増額依頼が来た際、それに応じないと利用停止処分になってしまう可能性も

利用実績が増えれば増えるほどデポジットの増額依頼が来ます。
それだけたくさん利用するわけですから、しっかりと保証金を入れていないと制度が成立しなくなってしまいますから当然のことですね。

もし事務局からデポジットの増額依頼が来たのにもかかわらず無視していたらどうなってしまうのでしょうか。
もし無視していれば利用停止になってしまいます。

そんなことにならないために、事務局からのデポジット増額依頼には必ず対応するようにしましょう。

住所を変更するには時間がかかる

ETCパーソナルカードを申し込んだ時から引っ越しなどを行って住所変更した場合、速やかに住所変更を行う必要があります。

住所変更を行うためには申し込みをした時と同じように、次に紹介する2つの方法で住所変更専用の書類を手に入れる必要があります。

・事務局へ電話をして取り寄せる
・有料道路のサービスエリアにあるインフォメーションセンターで入手する

ETCパーソナルカードの住所変更では、発行する時と同様にインターネットでの手続きはできません。

【解決策2】法人専用クレジット機能のない「法人ETCカード」「ETCコーポレートカード」について紹介

もしあなたがクレジットカードを作ることができず、ETCカードを作れないのであれば、他の方法はないのでしょうか？
あなたが自分で会社を経営していたり自営業を行っているのであれば、法人ETCカードやETCコーポレートカードを発行するのも1つの方法でしょう。

これらのカードは発行手数料や取扱手数料が必要になりますが、ETC割引が適用されます。
そのため経費の削減もでき、料金所での現金のやりとりが不要ですからとても便利なんです。

「法人ETCカード」

法人ETCカードは出資金10,000円、カード発行手数料は550円、取り扱い手数料550円で利用することができる高速情報共同組合が発行している法人に向けたETCカードです。
これらの手数料はカード1枚あたり必要ですが、出資金は1社あたりとなっています。

これにETCマイレージサービスも付帯しているので、毎月の支払いによってポイントがたくさん溜まったり、ポイントが貯まるとそのポイントを無料通行分と交換することもできるんです。

「ETCコーポレートカード」

ETCコーポレートカードも見逃すことができません。
こちらは出資金10,000円、カード発行手数料629円、取り扱い手数料も629円の、高速情報共同組合が発行している法人専用のETCカードです。

法人ETCカードと比べると手数料が少し高めですが、大口や頻度が高い人を割り引くシステムがあり、首都高速や阪神高速道路の通行料金が割引されるようになっています。
都心部の高速道路をよく利用する方なら、絶対にお得なカードなんです。

【解決策3】家族カードを利用するのも一つの方法

これまでに紹介した方法も利用できないと言う方には、違った形の解決策もあります。

例えばすでにクレジットカードを持っている家族がいるのであれば、「家族用のETCカードを発行してもらう」といった方法です。
「こんなことをわざわざせずとも家族のETCカードを借りれば良いのではないか」と思うかもしれませんが、もしそれをしてしまうと最悪の場合クレジットカードの規約違反になってしまい強制退会させられる可能性もあるのです。

【解決策α】審査が柔軟なクレジットカードに申し込む方法も！

少し変則的なやり方ですが、審査がそれほど厳しくないクレジットカードに入会してからETCカードを作ると言う方法も1つの方法でしょう。
デポジットが必要になるのはめんどくさいと思うかもしれませんし、そもそも法人カードは法人でないと作れません。

どうしてもETCカードが欲しいけれどもクレジットカードが作れないから困っていると言う方は、ここからの記事を参考にしてください。
きっと明るい解決策を提案できてるはずです。

自分がどういう状態なのかを確認する

まずは自分がどうしてクレジットカードを作ることができないのか、その理由を知りましょう。
きっとクレジットカードの発行を断られてしまうということは、ブラックリストに名前が載ってしまっているのでしょう。

ブラックリストと一言で言っても、過去に起こした事故の程度よってその扱いは変わります。
2年以内に延滞事故を２ヶ月連続で起こしてしまったというプチブラック、５年以内に３ヶ月以上の滞納をした普通のブラックリスト、そして債務整理や自己破産をした超ブラックです。

ブラックリスト入りしてるかどうかはどんな方法で確認できる？

もし自分がブラックリストに載ってしまったかもしれない、と思ったら、どうやって確認したらいいのでしょうか？
信用情報機関に情報照会を行えばいいのです。

個人信用情報機関には、CIC、JICC、そして全国銀行個人信用情報センターがあります。

クレジットカードの申し込みの過程でブラックリストに入っているかどうか気になるのであれば、CICに情報公開を依頼してみましょう。
ブラックリストに載っているかどうかがすぐにわかるでしょう。

他社の審査に落ち続けた方でも作れる可能性のあるカード2選を紹介！！

クレジットカード会社は、申し込んだ人の返済能力と性格、そして今の財産をトータルで見てカードを発行するかどうかを決定します。

しかしここから紹介するクレジットカード会社は、それ以外にもオリジナルな方法で審査を行っています。

・アメリカンエクスプレスカード
・ライフカード（デポジット型）

ブラックリストに載ってしまった人でも、これらのカードなら問題なく発行してもらえる可能性があります。

まずはこのカードを作って信用度をあげましょう。
ここからはこの２つのカードを発行してもらうためのコツについて紹介します。

ブラックリスト入りしている方が7つの方法を用いて審査に通る可能性をあげる

・申込書記入時の誤字や空欄をできるだけ避ける
・一度に複数枚のカードには申し込まない
・キャッシング枠は極力申し込まない
・固定電話を置く
・年収や他社からの借り入れ額での虚偽報告をしない
・ショッピング枠は30万円以下で申し込む（希望を出せる場合）
・他社での借り入れをなくす

この7つのポイントをしっかりと押さえておけば、仮にブラックリスト入りしていたとしてもクレジットカードの審査をクリアできるかもしれません。

申込書を記入する時に誤字や空欄をできるだけ避ける

クレジットカードに申し込むときは、申し込み用紙に必要事項を記入するはずです。
そのときには、申し込み用紙の誤字と脱字、空欄を残さないことを心がけましょう。

実はクレジットカードの審査で重要視されているポイントに、申し込み用紙の未記入や不備があるんです。
どうしても記入できない項目を無理やり埋める必要はありませんが、最低限埋められる箇所は全てきれいに書きましょう。

また字が汚いと読み取りができなくなってしまうので、綺麗な字を書きましょう。

複数枚のカードに一度に申し込まない

クレジットカードを申し込むときに少しでも確率を上げようとしてたくさんのカードに同時に申し込みをする人もいるかもしれませんね。
しかしそのようなことは絶対にダメです。

一度に複数のクレジットカードに申し込みを行うと、その事実は信用情報機関に全て残ります。

そしてクレジットカード会社はその情報を見て、

・お金に困っている人かもしれない
・入会キャンペーンの特典だけを狙っているのかもしれない

と邪推してしまうわけです。

極力キャッシング枠は申し込まないようにする

クレジットカードに申し込むときに、キャッシング枠をどうするか決める必要があります。

しかしクレジットカードの審査をクリアするためには、できるだけキャッシング枠を少なく申し込むことをお勧めしています。
キャッシング枠をたくさん申し込むと審査にそれだけ時間がかかりますし、厳しくなります。

また「お金に困っている人かもしれない」と見做されてしまい、警戒されてしまうのです。
クレジットカードの申し込みではキャッシング枠を申し込まないことが大切です。

固定電話を置くという手も

最近では固定電話回線を持っている人はめっきり少なくなってしまいました。

しかしクレジットカードの審査を少しでも有利に進めるためには、携帯電話ではなく固定電話を置くことをお勧めしています。
固定電話は携帯電話より信用度が高く、クレジットカード会社も安心してくれるからです。

わざわざクレジットカードの申し込みだけのために固定電話を置くのは現実的ではないかもしれませんが、これは覚えておいても損はないことでしょう。

他社からの借り入れ額や年収での虚偽報告をしないようにしよう

クレジットカードを作るときに少しでも有利にするために年収を多く見積もったり、他の金融機関から借り入れてる金額を少なく公開したりしたくなるかもしれませんね。
そのようなことは絶対にしてはいけません。

クレジットカードを本気で調べれば虚偽の内容を報告している事はすぐにばれてしまうからです。
そしてもし虚偽報告をしていることがバレれば、クレジットカードを発行してもらえる事は絶対にないでしょう。

ブラックリストに掲載される可能性もあります。

ショッピング枠を30万円以下にして申し込む（希望を出せる場合）

クレジットカードを申し込むときに、ショッピング枠を自分で選ぶことができるカードもあります。
もし自分で希望額を決めることが出来るなら、30万円以下で申し込みを行いましょう。

普通に考えてクレジットカードを作りにくい人がクレジットカードを申し込むわけですから、最初から大きい金額で申し込んで審査が通るわけがありませんよね。
少しでも審査を通りやすくするために、ショッピング枠はできるだけ少なく申請しましょう。

他社からの借り入れをなくしておく

もしあなたが、今、他の金融会社から借り入れを行っていてその借金を返していないなら、すぐに返してしまいましょう。
クレジットカード会社は、借り入れ額が支払い能力以上になっている人にはカード発行する事はありません。

貸したお金を返してもらえなくなってしまう可能性が高いからです。
そもそも滞納している人はクレジットカードを発行してもらえる可能性は限りなく低いです。

しかしすぐに返済を始めて誠意を見せれば、もしかしたらカードを発行してもらえることができるかもしれません。

デビットカードでETCカードを作ることができない人におすすめ！ETCカードを使う方法を3つ紹介！

ここまでで紹介してきた通り、デビットカードの中で北國VISAクラシックデビットでは例外的にETCカードを発行することができます。

しかし、北國VISAクラシックデビットは北陸地方に住んでいて、北國銀行の銀行口座を保有している人しか申し込むことができません。
つまりデビットカードからはどのようにしてもETCカードを発行することができない人もいます。

そのような方がどのようにしてETCカードを使うことができるのかについてここから紹介していきたいと思います。

審査なしでも発行することが可能なETCパーソナルカードを作る

デビットカードでETCカードを作ることができない人がETCカードを利用する手段として、ETCパーソナルカードを発行するという方法が挙げられます。
ETCパーソナルカードは以下の会社が共同で発行しているカードで全国の高速道路で利用可能です。

・東日本高速道路株式会社
・中日本高速道路株式会社
・西日本高速道路株式会社
・首都高速道路株式会社
・阪神高速道路株式会社
・本州四国連絡高速道路株式会社

ETCパーソナルカードは発行手数料は無料ですが、年会費として1,257円(税込)がかかります。

また毎月利用する平均金額の4倍をデポジット(保証金)として支払う必要があります。

高速道路を使うときにETCカードをレンタルするという方法

デビットカードでETCカードを作ることができない人がETCカードを利用する手段として、高速道路を利用する時だけETCカードをレンタルするという方法が挙げられます。
トヨタレンタカー、ニッポンレンタカーなどの大手レンタカー会社ではETCカードを1日単位でレンタルすることができるサービスが提供されています。

1日のレンタル代は300円程度が相場となっています。高速道路の利用金額はカード返却時に支払うことになります。

個人事業主や法人の場合はETCコーポレートカードを作るという手もある！

デビットカードでETCカードを作ることができない人がETCカードを利用する手段として、個人事業主や法人の場合にETCコーポレートカードというものを作ることが挙げられます。
このETCコーポレートカードとは高速道路の利用頻度が高い個人事業主や法人に対して高速道路会社が貸し出すカードのことで、クレジットカードが無くても発行することができます。

取扱手数料がカード1枚あたり629円(税込)必要となりますが、高速道路料金が30～50％割引となるので大変お得です。