ACマスターカードの審査に落ちた原因8つとそれぞれの対処法を解説
- 1ACマスターカードの審査基準
- 1.11.満18歳以上の方
- 1.1.1カードによって年齢条件がちがう
- 1.1.2高校生は申し込みできない
- 1.22.安定した収入がある方
- 1.33.電話連絡ができる方
- 1.11.満18歳以上の方
- 2ACマスターカードの審査に落ちた原因8つ
- 2.41.無職
- 2.52.年収が90万円未満
- 2.63.ウソの内容で申し込み
- 2.74.在籍確認が取れなかった
- 2.85.今の仕事を始めて期間が短い
- 2.96.他社借入が多い
- 2.107.短期間で複数のカードに申し込み
- 2.118.過去に金融事故がある
- 3ACマスターカードの審査の流れ
- 3.121.自動審査
- 3.132.手動審査
- 3.143.在籍確認
- 3.154.在籍確認が取れなければ本人に電話
- 4クレカ審査に落ちた時の対処法
- 4.16学生・専業主婦(主夫)は再度申し込み
- 4.17年収が90万円未満なら他社カードがおすすめ
- 4.18ウソの申し込み後は6か月待つ
- 4.19在籍確認が取れるように電話に出る
- 4.20勤務年数が短いなら実績を作る
- 4.21他社借入が多いなら他社カードに申し込む
- 4.22多重申込なら6か月待つ
- 4.23金融事故は5〜10年待つ必要がある
- 4.24カードローンを利用する
- 5ACマスターカードの審査落ちまとめ
ACマスターカードを持ちたいと思い申し込んだものの、審査に落ちてしまった…。
しかし、ACマスターカードだけでなくすべてのクレジットカードは、審査落ちの理由は教えてくれません。
審査落ちの理由がわからなければ、今後どうすればクレジットカードが発行されるのか?対処することも不可能です。
そこでこのページでは、ACマスターカードに審査落ちする主な原因について説明します。さらに、審査落ちの原因ごとにどのようにすればよいのか? 対処法も解説します。
ACマスターカードに審査落ちしてしまった方がこのページを読めば、次回の申し込みでカードが発行される確率を大幅に引き上げることができます。

ACマスターカード
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ACマスターカードの審査基準
審査落ちの原因を考える前に、ACマスターカードの入会資格を確認しましょう。ACマスターカードの入会資格は、以下のとおりです。
- 満18歳以上の方
- 安定した収入がある方
- 電話連絡ができる方
ACマスターカードが発行されるには、上記3つの条件をすべて満たしている必要があります。まずはACマスターカードの入会資格について詳しく説明します。
1.満18歳以上の方
ACマスターカードの入会資格1つ目は、年齢が満18歳以上であることです。「満」18歳とは、簡単に説明すると18歳の誕生日をすぎている状態を指します。
2022年4月から成人年齢が満20歳から満18歳に引き下げられました。これにより、18歳になれば親の同意なしにクレジットカードに申し込めます。
カードによって年齢条件がちがう
だからといって、すべてのクレジットカードが18歳になれば申し込めるわけではありません。
ゴールドカードやプラチナカードなど、クレジットカードの種類によっては以下のように申し込みができる年齢を決めています。
- 満20歳以上
- 満30歳以上
このようにカードごとに年齢条件が異なる中で、ACマスターカードは満18歳以上が申し込み可能です。
その意味では、ACマスターカードは他社クレジットカードとくらべて審査が甘いと言えます。
高校生は申し込みできない
ACマスターカードは、ここまで説明したように満18歳以上が申込できます。ただ、多くの方は18歳になったときは高校3年生であることがほとんど。
年齢が18歳に達したとしても、高校生の方はACマスターカードに申し込めません。そのため、高校を卒業するまで待ちましょう。
ACマスターカードに限らず、ほぼすべてのクレジットカードが高校生は入会資格に含まれていません。高校生の方は、プリペイドカードやデビットカードなど審査なしで持てるカードで代用しましょう。
2.安定した収入がある方
ACマスターカードの入会資格2つ目は、安定した収入があること。
「安定した収入」が具体的に何を指すかは、カード会社により判断が異なります。以下3つの給料のうちどれを「安定した収入」に含めるか、カードの種類により変わるのです。
- 公務員・正社員の給料
- 派遣社員の給料
- パート・アルバイトの給料
ACマスターカードの場合、上記3つのすべてが「安定した収入」です。そのため、公務員や正社員の方は言うまでもなく、派遣社員やパート・アルバイトの方も入会資格があります。
3.電話連絡ができる方
ACマスターカードの入会資格3つ目は、電話連絡ができることです。
他のカードと同様にACマスターカードは在籍確認があります。
カードの審査中や発行された後には、カード会社から以下のような重要な連絡があります。
- 審査を進めるための確認
- 高額だったり海外でのカード利用があったかどうかの確認
申し込み後の審査中にカード会社からの電話に出ないと 、審査が進められずに審査落ちとなってしまう恐れがあります。また、カードが発行されてからの確認電話に出ないと、カード決済ができないことも。
そのため、カード会社が電話連絡できることが入会資格となっています。
カード会社からは、申込時に入力した電話番号に連絡があります。自宅の固定電話と携帯電話、どちらでも問題ありません。ただ、すぐに電話に出たり、出れなかったとしても確認して折り返せる携帯電話の番号を入力することをおすすめします。
ACマスターカードの審査に落ちた原因8つ
ACマスターカードの審査に通過するためには、先ほど説明した入会資格をすべてクリアしている必要があります。
しかし上記3つの入会資格さえ満たしていれば、誰でもACマスターカードが発行されるわけではありません。
以下のうち1つでも当てはまるものがあれば、ACマスターカードに審査落ちする原因となってしまいます。
- 無職
- 年収が90万円未満
- ウソの内容で申し込み
- 在籍確認が取れなかった
- 今の仕事を始めて期間が短い
- 他社借入が多い
- 短期間で複数のカードに申し込み
- 過去に金融事故がある
上記の審査落ちする原因となる内容について、詳しく説明します。
1.無職
ACマスターカードに審査落ちする原因1つ目は、無職で収入ゼロであること。
先ほどの審査基準で説明したように、ACマスターカードはクレジットカード全体でみても比較的審査はゆるめです。しかし、無職だと高い確率で審査落ちします。
ACマスターカードだけでなく、クレジットカードの利用代金は後払いです。無職で収入が一切ない人にカードを発行すると、カード会社は利用代金を回収できない可能性が高くなります。
そのため、無職・無収入はACマスターカードに審査落ちする大きな原因の1つです。
学生と専業主婦(主夫)に限っては、パートやアルバイトをしておらず完全に収入ゼロだったとしても、審査落ちする原因にはなりません。カード会社は、以下のように判断するからです。
- 学生…学費を負担できている
- 専業主婦(主夫)…配偶者の収入で生活していることが明らか
そのため、学生、専業主婦(主夫)の方が審査落ちした場合、収入ゼロ以外のほかの原因が考えられます。
2.年収が90万円未満
ACマスターカードに審査落ちする原因2つ目は、年収が約90万円未満であることです。
審査基準のところで説明したように、ACマスターカードはパートやアルバイトの収入でも審査落ちする理由にはなりません。しかし、年収が90万円より少ないと審査落ちする可能性が出てきます。
その理由は、ACマスターカードは最低でも30万円のキャッシング枠がつくからです。他社カードだと、キャッシング枠ゼロでも発行されます。しかしACマスターカードは、キャッシング枠が必須のカードなのです。
また、クレジットカードのキャッシング枠は法律で1人あたりの上限が決められています。
貸金業法という法律で、クレジットカードのキャッシング枠やカードローンを契約できるのは、複数の会社を合わせて年収の3分の1までと決められています。この規制のことを「総量規制」といいます。
ACマスターカードの30万円のキャッシング枠が設定されるためには、逆算すると年収90万円以上必要です。そのため、年収90万円未満だと総量規制が理由でカードが発行されない可能性があります。
3.ウソの内容で申し込み
ACマスターカードに審査落ちする原因3つ目は、申し込みでウソの内容を入力したときです。
クレジットカードに申し込むときにウソの職業などを入力してバレると、ほぼ確実に審査落ちします。
- 退職した会社で勤務を続けているふりをする
- アリバイ会社を使う
- アルバイトや派遣社員なのに正社員だとウソをつく
- 勤務していない大企業などに勤務しているとウソをつく
カード会社の考え方として、職業や勤務先でウソをついているということは、無職である可能性があります。もし無職だと、カード利用代金を回収できません。また無職ではなかったとしても、申し込みでウソを入力すればカード会社からの信用を失います。
もし申し込み時のウソがバレて審査落ちした場合、ACマスターカードに何度申し込んでも無条件で審査落ちする可能性もあります。
4.在籍確認が取れなかった
ACマスターカードに審査落ちする原因4つ目は、在籍確認が取れなかった場合です。
カード会社は、申し込み時に入力した勤務先に本当に勤務しているのか? 電話で在籍確認を行います。ただ、以下のような場合だと電話での在籍確認はできません。
- 勤務先に電話すると「現在使われていない電話番号です」とアナウンスされる
- 勤務先に何度電話しても誰も出ない
- 本人が出ず職場の人が「そのような者はおりません」と答える
- 個人事業主・フリーランスなどで店舗・事務所がない
電話での在籍確認ができないからといって審査落ちが確定するわけではありません。
電話での在籍確認が取れないと、 ACマスターカードの発行会社であるアコムから電話連絡があります。その電話で、在籍確認について伝えられるわけです。
電話による在籍確認が難しい職種や勤務形態の場合、書類で在籍を証明することが多くあります。
アコムからの電話に気づかず出なかったり折り返さなかったりしていると、いつまで経っても在籍確認ができません。そのため、審査が進められないという理由で審査落ちします。
5.今の仕事を始めて期間が短い
ACマスターカードに審査落ちする原因5つ目は、今の仕事を始めて期間が短いこと。
ACマスターカードの申込み条件として「安定した収入」が必要です。毎月継続して給料が得られるなら、パートやアルバイトの収入も「安定した収入」だと判断されます。
ただ、正社員や派遣社員、パート・アルバイトを問わず、今の仕事を始めて数か月など期間が短いと「安定した収入」だと判断されない恐れがあるのです。
まだ数か月しか続けていない仕事だと、すぐに仕事を辞める可能性があるからです。もしすぐに仕事を辞めて無収入になってしまうと、カード会社としては利用代金の回収が難しくなってしまいます。
そのため、今就いている仕事の勤務年数が短いことは、審査落ちの原因の1つです。
6.他社借入が多い
ACマスターカードに審査落ちする原因6つ目は、他社借入が多いことです。
先ほども説明したように、クレジットカードのキャッシング枠やカードローンの総額は、年収の3分の1までと法律で決められています。
そのため、すでにクレジットカードのキャッシング枠やカードローンを年収の3分の1近く契約している場合、どれだけ年収が多かったとしても審査落ちするわけです。
ACマスターカードはキャッシング枠が必須のクレジットカードです。そのため、総量規制が原因で審査落ちする可能性があります。
ACマスターカードは、キャッシング枠が必須の数少ないクレジットカードです。
ACマスターカード以外のカードは、キャッシング枠ゼロでも発行されます。そのため総量規制が原因で審査落ちすることはありません。
7.短期間で複数のカードに申し込み
ACマスターカードに審査落ちする原因7つ目は、短期間で複数のカードに申し込んでいる場合です。
クレジットカードの審査でカード会社は、過去6か月間のクレジットカードやローンへの申し込み状況を調べます。
クレジットカードの審査では、信用情報がチェックされます。信用情報とはすべてのクレジットカードやローンの申し込み、契約、支払い状況のことです。信用情報は信用情報機関に保管されています。
過去6か月間で複数のクレジットカードやローンに申し込んでいる状態のことを「多重申込(たじゅうもうしこみ)」といいます。
なお、具体的に何件の申し込みをすると「多重申込」なのかは、はっきりとした定義はありません。各カード会社がそれぞれの基準で判断します。
多重申込だと、ACマスターカードだけでなくほぼすべてのクレジットカードの審査に落ちる可能性が高くなります。
その理由は、6か月という短い期間で複数のクレジットカードやローンに申し込んでいると、カード会社は以下のように判断するからです。
- お金に困っていてクレジットカードやローンに申し込んでいる
- 複数のクレジットカードやローンを一気に使い、利用代金を支払わないつもりでいる
6か月とは、クレジットカードやローンの申し込み履歴が信用情報機関に保存される期間です。6か月をすぎると申込情報は削除され、カード会社は申し込み履歴を知ることができなくなります。
6か月という短い期間で複数のクレジットカードやローンに申し込んでいると、ACマスターカードの審査に落ちる可能性があります。
8.過去に金融事故がある
ACマスターカードに審査落ちする原因8つ目は、過去に金融事故がある場合です。
金融事故とは、以下4つのことを指します。
長期延滞 | 61日以上の延滞または3か月以上返済が遅れること |
---|---|
強制解約 | 契約違反や長期の延滞でカード会社・金融機関から契約を打ち切られること |
代位弁済 | 長期延滞などのとき、保証会社が利用者の代わりに代金を返済すること |
債務整理 | 任意整理や特定調停、個人再生、自己破産といった法的な手続きを行うこと |
上記の金融事故があると信用情報に記録され、ACマスターカードだけでなくほぼすべてのクレジットカードに審査落ちします。
なお、信用情報に金融事故が記録されている状態が、一般的にいう「ブラック」です。
一部ではACマスターカードはブラックでも発行されると噂されています。しかし実際はブラックで発行されることはまずありません。
なお金融事故と呼ばれるのは、カード利用代金やローンの返済を最低でも2か月以上延滞した場合です。また場合によっては2か月の延滞でも金融事故として扱われない場合もあります。
自分のことをブラックだと思っていたものの、実際にはブラックではないのはよくあること。ですから、自分はブラックでは? と不安になったら信用情報機関に保存されている自分の信用情報を確認することをおすすめします。
自分の信用情報は、インターネットや電話で信用情報機関に申し込めば確認できます。
ACマスターカードの審査の流れ
ACマスターカードの審査は、以下の手順で行われます。
- 自動審査
- 手動審査
- 在籍確認
審査落ちしたタイミングがわかれば、審査落ちの原因を特定しやすくなります。そのため、ACマスターカードの審査手順を理解しておきましょう。
1.自動審査
ACマスターカードに申し込むと、まず始めにコンピュータによる自動審査が行われます。
自動審査でチェックされるのは、以下の内容です。
- 過去に ACマスターカードやアコムのカードローンを契約していたときの情報
- 信用情報機関の情報
自動審査は、ACマスターカードに申し込んだときと過去のクレジットカードやローン(他社も含めて)の申込情報が一致しているかどうかを確認するのが目的です。
もしACマスターカードと過去のクレジットカード・ローン申し込み内容が一致していれば、自動審査だけでカードが発行される可能性が高くなります。以下の申込内容が過去と変わっていなければ、改めて調査する必要はありません。
- 住所
- 運転免許証番号
- 勤務先
- 勤務年数
一方、以下の場合は自動審査のみで審査落ちすることもあります。
- 学生・専業主婦(主夫)ではなく無職
- 他社借入が多い
- 過去6か月間で複数のカードに申し込んでいる
- 過去6か月の間に他社カードやローンに審査落ちしている
- 過去に金融事故がある
自動審査は最短30分という短時間で結果が出ます。そのため、申し込みから審査落ちの結果が届くまでの時間が短いと、審査落ちの原因は上記のどれかだと推測できます。
2.手動審査
自動審査の結果、以下のことがわかると担当者による手動の審査が行われます。
- 信用情報機関に情報が存在しない
- 過去のカードやローン申し込みから住所や勤務先が変わっている
- 他社カードやローンで延滞がある
初めてのクレジットカード申し込みで信用情報が存在しなかったり、住所や勤務先が変わっていたりする場合だと、正しい情報なのか? 確認する必要が出てきます。もし勤務先が変わっていると、次で説明する在籍確認が行われます。
また、勤務先などは変わっておらず、他社カードやローンで過去に延滞があった場合、ACマスターカードを発行すべきかどうか? 人による判断が必要です。
過去にクレジットカードやローンの支払いが、期日から数日ほど過ぎてしまった程度で審査落ちすることはありません。
特にACマスターカードは、他社カードとくらべて過去の延滞に寛容です。
ACマスターカードに申し込んでから審査落ちの連絡まである程度の時間があった場合、手動審査が行われている可能性があります。
手動審査で審査落ちする原因として考えられるのは、以下の内容です。
- 勤務先が変わってからの期間が短い
- 新しい職業や勤務形態だと「安定した収入」が見込めない
- 過去の延滞履歴からみてACマスターカードを発行できない
上記の内容をクリアしていれば、次で説明する在籍確認が行われます。
3.在籍確認
審査の最終段階として、申込内容に入力した勤務先に本当に在籍しているか? カード会社は電話で確認します。
在籍確認で勤務先に在籍していることが確認されれば、ほぼ確実にACマスターカードが発行される段階です。
なお、在籍確認は申し込み時に入力した勤務先の電話番号に対して行われます。そのため、在籍確認がスムーズに進むよう、以下の勤務先・電話番号を入力することをおすすめします。
職業 | 入力する勤務先・電話番号 |
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公務員・会社員 | 実際に勤務している支所・出張所や部署 |
派遣社員 | 派遣元の会社 |
パート・アルバイト | 実際に勤務している店舗・事務所 |
個人事業主・フリーランス | 店舗や事務所、なければ自宅 |
在籍確認は、勤務先に本当に在籍しているか? 確認することが目的です。そのため、申込者本人が電話に出る必要はありません。
電話に出た会社の人が「○○(カードに申し込んだ人の名前)は外出(出張、会議など)中です」などと答えれば、在籍が確認できます。
多くの方は、アコムから会社に電話があることに抵抗があります。消費者金融会社として有名なアコムから電話があったことが知られると、以下の誤解を招く可能性があるからです。
- アコムでお金を借りようとしている
- アコムからの借金を返済していない
しかし、ACマスターカードの担当者はアコムの会社名を名乗らず、個人名で在籍確認を行います。そのため、会社の上司や同僚にアコムから電話があったことがバレることはありません。
電話による在籍確認をクリアすれば、ほぼ確実にACマスターカードが発行されます。
4.在籍確認が取れなければ本人に電話
電話による在籍確認だと、以下のようなケースだと申し込み時に入力した勤務先が本当かどうか? 確認できないことがあります。
- 勤務先に電話すると「現在使われていない電話番号です」とアナウンスされる
- 勤務先に何度電話しても誰も出ない
- 本人が電話に出ず職場の人が「そのような者はおりません」と答える
- 個人事業主やフリーランス
電話での在籍確認が取れなかったからといって、すぐに審査落ちが確定するわけではありません。
申込者が勤務先の電話番号を間違って入力していたり、何かの手違いで確認ができなかった可能性が考えられるからです。
また個人事業主やフリーランスだと、電話だけで勤務の実態を確認できません。
このように電話による在籍確認ができない場合、アコムから申込者の携帯電話に連絡があります。この電話は、電話以外での在籍確認の方法を案内してくれるものです。
しかし、このときアコムからの電話が何度あっても出なかったり折り返さずにいると、審査落ちしてしまいます。審査を進めることができず、カードが発行できないからです。
クレカ審査に落ちた時の対処法
1度ACマスターカードに審査落ちしてしまった場合、どうすればクレジットカードが持てるのか? 原因ごとに解決策を説明します。
原因 | 解決策 |
---|---|
無職 | 学生か専業主婦(主夫)なら、職業欄にそのことを明記して再度申し込み |
年収が90万円未満 | 他社カードに申し込む |
ウソの申し込み | 6か月待ち他社カードに申し込む |
在籍確認が取れない | 再度申し込み、アコムからの電話に必ず出る |
勤務期間が短い | 時間をかけて勤務の実績を作る |
他社借入が多い | 他社カードに申し込む |
短期間で複数のカードに申し込み | 6か月待ってから申し込む |
過去に金融事故がある | 5〜10年待ってから申し込む |
上記について、原因ごとに説明します。
学生・専業主婦(主夫)は再度申し込み
無職の方はACマスターカードに限らず、ほぼすべてのクレジットカードが発行されません。
ただ、学生や専業主婦(主夫)が職業欄に「無職」と入力して申し込んでしまった場合、再度申し込めば発行される可能性があります。
再度の申し込みでは、職業欄に「学生」または「専業主婦(主夫)」と入力しましょう。
年収が90万円未満なら他社カードがおすすめ
ACマスターカードは、キャッシング枠が必須だというユニークなカードです。そのため、年収90万円以下だと総量規制の関係でキャッシング枠を設定することができず、審査落ちする可能性が高くなります。
年収が90万円以下の方は、ACマスターカードではない他社カードにキャッシング枠ゼロで申し込むのがおすすめです。
多くのクレジットカードはキャッシング枠が必須ではないので、総量規制の影響を受けずにカードが発行される可能性があります。
ウソの申し込み後は6か月待つ
ACマスターカードの申し込み内容にウソがあることがバレて審査落ちしてしまった場合、6か月待ってから他社カードに申し込むことをおすすめします。
ACマスターカードにウソがバレて審査落ちした履歴は、信用情報機関に6か月間保管されます。この期間は、他社カードに申し込んでも審査落ちする可能性が高くなります。
6か月が経過して信用情報からウソによる審査落ちの履歴が消えれば、他社カード会社の審査で不利になることはありません。
なおアコムの社内では、ウソの申し込みで審査落ちした履歴は半永久的に保存されます。そのため、アコムが発行するクレジットカードは今後発行される可能性はまずないと考えるのが無難です。
在籍確認が取れるように電話に出る
アコムが電話による在籍確認を取れなかったことが原因で審査落ちした場合、再度申し込んで、アコムからの電話を逃さないように注意しましょう。
アコムは電話による在籍確認ができないとき、申込者の携帯電話などに連絡をします。このときの電話に出たり折り返すようにすれば、ACマスターカードが発行される可能性は高くなります。
アコムからの電話では、書類確認による在籍確認の方法を案内してくれるため、審査を進めてもらうことが可能です。
勤務年数が短いなら実績を作る
現在の仕事を始めて数か月など期間が短い場合、勤務年数の実績を作ってから再度申し込みましょう。
勤務年数が短いと、アコムは今の仕事をすぐに辞めてしまって安定した収入がなくなる可能性が高いと判断します。
また、勤務年数が短いと審査で不利になるのは、ACマスターカードだけでなく他社カードも同じです。そのため、勤務年数の実績ができるまではクレジットカードの申し込みを控えることをおすすめします。
他社借入が多いなら他社カードに申し込む
他社借入が多いと、クレジットカードの審査は不利になります。毎月の返済金額が多くなれば、カード利用代金を支払う能力が低くなってしまうからです。
しかもACマスターカードは、絶対にキャッシング枠が設定されるという他社カードにはない独特の特徴があります。
そのため、他社借入がすでに年収の3分の1近くまであるなら、総量規制が理由でACマスターカードは発行されません。
他社借入が多いときは、キャッシング枠ゼロで申し込める他社カードなら、ACマスターカードよりも発行される可能性が高くなります。
多重申込なら6か月待つ
最近6か月間で複数のクレジットカードに申し込んでいる場合、信用情報から履歴が消えるまで待つことをおすすめします。
クレジットカードやローンの申し込み履歴は、信用情報に6か月間保存されます。この期間はクレジットカードの審査が不利な状態です。
6か月経って信用情報の申し込み履歴が消えれば、改めてACマスターカードに申し込んでも発行される可能性は高くなります。
金融事故は5〜10年待つ必要がある
金融事故の記録は、信用情報に5〜10年保存されます。この期間はほぼすべてのクレジットカードやローンの契約ができません。そのため、金融事故の履歴が消えるのを待つ必要があります。
信用情報にある金融事故の記録が保存される年数は、金融事故の種類や原因などにより5年から10年の間で変動します。
金融事故の履歴が消えるまでの間は、審査なしで発行されるデビットカードやプリペイドカードなどで代用しましょう。
カードローンを利用する
ACマスターカードに審査落ちしてしまった場合、カードローンを利用するという選択肢もあります。
カードローンとは、コンビニや銀行のATMに専用カードを差し込むことにより、現金を自由に借りたり返済したりできるローンのことです。
アコムのカードローンで利用実績を作れば、電話1本でACマスターカードへの切り替えができます。そのため、まずはACカードで借入・返済の実績を作ることをおすすめします。
アコムは申し込みから最短30分でキャッシングが利用でき、初めての方なら申し込んだ翌日から30日間は利息がかかりません。
つまり、30日以内に返済すれば利息ゼロ円で利用できるということ。
また、31日をすぎても利息は1日単位で計算されるため、無駄な利息を支払う必要はありません。借入・返済方法もインターネットやATMなど自由に選べ、利用しやすくなっています。

アコム
実質年率 | 3.000%〜18.000% |
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融資スピード | None |
WEB完結 | 郵送物なし | 全国対応 | 限度額 None
ACマスターカードの審査落ちまとめ
審査落ち後の対処法はさまざまですが、大きく3つのパターンに分けることができます。
- 再度すぐにACマスターカードに申し込む
- 期間を空けてから再び申し込む
- ACマスターカードー以外のカードに申し込む
ACマスターカードに審査落ちした原因は、審査結果が出るまでのスピードなどからある程度推測できます。ただ、審査落ちした理由は絶対に教えてくれません。
そのため、もしCAマスターカードに審査落ちした原因が特定できないなら、6か月待ってから改めて申し込むことをおすすめします。
6か月経てば信用情報機関が保存しているカード申し込み履歴がすべて消えます。それだけでもACマスターカードの審査はかなり有利になります。