クレジットカード究極の1枚は?|選ぶポイントを徹底解説
- 1クレジットカード究極の1枚を選ぶ際の7つのポイント
- 1.1①基本的な還元率の高さ
- 1.2②貯まるポイントの種類
- 1.3③国際ブランドの種類
- 1.4④年会費の有無
- 1.5⑤付帯サービスの充実度
- 1.6⑥付帯カードの種類
- 1.7⑦対応している決済方法
- 1.8⑧セキュリティの高さ
- 2クレジットカード究極の1枚におすすめの候補
- 2.9楽天カード
- 2.10JCB CARD W
- 2.11三井住友カード(NL)
- 2.12リクルートカード
- 3年会費有料でも検討する価値のあるクレジットカード究極の1枚候補
- 3.13楽天プレミアムカード
- 3.14JCBゴールド
- 3.15アメリカン・エキスプレス ゴールド・カード
- 4クレジットカードを1枚に絞るメリット
- 4.16出費を把握しやすい
- 4.17暗証番号の管理が楽
- 4.18ポイントを貯めやすい
- 4.19余計な年会費が発生しない
- 4.20信用度を高めやすい
- 5クレジットカードを1枚に絞るデメリット
- 5.21利用できない店舗が出てくる
- 5.22特約店での使い分けができない
- 5.23紛失時に代わりがない
- 6クレジットカード究極の1枚はライフスタイルに合わせて選ぼう
クレジットカードは商品によってポイントの還元率や年会費、付帯サービスなどが異なります。
そのため、「どのクレジットカードが自分に合っているのか分からない」という人もいるでしょう。
そこであなたに合ったクレジットカード究極の1枚を選ぶためのポイントとおすすめクレジットカードについて説明していきます。
どのクレジットカードが良いのかは人によって違います。
例えば、優待サービスが充実していてもそれらを利用しない人にとっては無駄ですし、逆に年会費がかかってもそれ以上の元が取れるならおすすめできます。
この記事を参考にあなたのライフスタイルに合った究極の1枚を見つけてください。
クレジットカード究極の1枚を選ぶ際の7つのポイント
数あるクレジットカードの中から自分にとっての究極の1枚を見つけるにはいくつかのポイントがあります。
【クレジットカード究極の1枚を選ぶ際のポイント】
- 基本的な還元率の高さ
- 貯まるポイントの種類
- 国際ブランドの種類
- 年会費の有無
- 付帯サービスの充実度
- 付帯カードの種類
- 対応している決済方法
- セキュリティの高さ
①基本的な還元率の高さ
クレジットカードを選ぶ上で基本的な還元率は重要です。
還元率が高ければその分だけ多くのポイントバックやキャッシュバックを受けられます。
決済金額が多い人ほど還元率は影響しますが、少ない人も還元率が高いに越したことはありません。
クレジットカードの還元率は0.5%〜1.0%が標準的で、1.0%超なら高めです。
そのほかのメリットとの兼ね合いもありますが、1枚持ちなら少なくとも1.0%以上のクレジットカードをおすすめします。
②貯まるポイントの種類
ポイントプログラムのあるクレジットカードの場合、どのポイントが付与されるのかも選ぶ際の基準になります。
実店舗やネットショップで使えるポイントもあれば、指定された商品と交換するタイプのポイントもあります。
また、ポイントごとに有効期限も異なるので注意してください。
使い道の多さ、貯めやすさで選ぶなら以下のような共通ポイントがおすすめです。
- 楽天ポイント
- nanacoポイント
- Pontaポイント
- WAON POINT
- dポイント
- Tポイント
ポイントの使い道を考えたり、有効期限を気にしたりするのが面倒な人はキャッシュバックタイプでも良いでしょう。
自動的にクレジットカードの請求金額から引いてくれるので手間がありません。
③国際ブランドの種類
実店舗やネットショップで使えるクレジットカードは、そのお店が加盟している国際ブランドによって変わってきます。
例えば、VISAとMastercardだけに加盟しているお店の場合、JCBブランドのクレジットカードは使えません。
主要な国際ブランドならどれでも使えるお店も多いですが、1枚持ちのおすすめはVISAもしくはMastercardです。
【主な国際ブランド】
- VISA
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
日本国内での使用に限定すれば、JCBでも問題はないでしょう。
ただし、海外の日本人旅行客が少ない地域やネット決済などではJCBを使えないケースも目立ちます。
1枚持ちならVISA、Mastercardブランドのクレジットカードを選んでください。
④年会費の有無
クレジットカードには年会費が有料のもの、無料のものがあります。
さらに、「1年に〜円以上の決済を行っている」などの条件付きで次年度の年会費が無料になるケースもあります。
利用するクレジットカードが1種類だけなら、年会費無料の条件は満たしやすいでしょう。
基本的に年会費が高ければ、その分、優待サービスなどが充実します。
しかし、すべての人が年会費分の元を取れるとは限りません。
年会費が有料のクレジットカードを選ぶときは、それ以上の恩恵が受けられるかを確認するようにしてください。
⑤付帯サービスの充実度
クレジットカード会社は会員向けにさまざまな付帯サービスを用意しています。
ショッピング以外のシチュエーションでも役立つ付帯サービスは多いので、ライフスタイルに合った内容のクレジットカードを選びましょう。
【クレジットカードの付帯サービス】
- 優待店舗での割引
- ショッピング保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- プライオリティ・パス
- コンシェルジュサービス
- ロードサービス
ただし、付帯サービスを充実させようと思うと年会費は高くなる傾向にあります。
そのため、付帯サービスの多さではなく、必要な付帯サービスが備わっているかで判断しましょう。
⑥付帯カードの種類
付帯カードとは主に「家族カード」と「ETCカード」のことです。
これらの付帯カードの発行を希望する場合は、クレジットカードごとの対応状況を確認しておきましょう。
クレジットカードによっては家族カードやETCカードを発行できないケースもあります。
また、付帯カードに発行手数料や年会費がかかることもあるので注意してください。
⑦対応している決済方法
クレジットカードごとに対応している決済方法は異なります。
例えば、専用端末にかざすだけで支払えるタッチ決済に対応していたり、QRコード決済(スマホ決済)の決済方法に登録できたりです。
また、電子マネー一体型のクレジットカードもあります。
対応している決済方法は複数ある方が便利ですし、クレジットカード決済できないお店でも電子マネーやQRコード決済ができるというケースは多いです。
現在、電子マネーやQRコード決済も利用している場合は、それらの決済方法との相性もチェックしておくと良いでしょう。
クレジットカードで電子マネー、QRコード決済にチャージすることで、ポイントの二重取りができるケースもあります。
⑧セキュリティの高さ
セキュリティ面でチェックしたいのは「本人認証サービス」(3Dセキュア)への対応です。
本人認証サービスはクレジットカードのオンラインでのなりすましによる不正使用を防ぐためのサービスです。
一部のサービスでは本人認証済みのクレジットカードしか登録できないケースもあるので、必ず本人認証サービスに対応しているものを選びましょう。
例えば、電子マネーやQRコード決済にクレジットカードからチャージする場合、本人認証済みのクレジットカードしか使えないことが多いです。
ちなみに、国際ブランドごとに本人認証サービスの名称が異なります。
国際ブランド | 本人認証サービス |
---|---|
VISA | VISA SECURE |
Mastercard | Mastercard SecureCode |
JCB | J/Secure |
American Express | SafeKey |
Diners Club | Protect Buy |
また、クレジットカード情報の盗み見対策としてカード番号、氏名、有効期限を裏面に記載する、またはカード番号を記載しないクレジットカード(ナンバーレスカード)も増えています。
見た目がスッキリするので、シンプルなデザインのカードを好む人にもおすすめです。
クレジットカード究極の1枚におすすめの候補
たくさんあるクレジットカードの中から自分にとって使いやすい究極の1枚を見つける場合、基本的には年会費無料のものがおすすめです。
年会費がかかるクレジットカードは「元を取れるか」も判断しないといけません。
また、クレジットカードの使用頻度が減ったり、ライフスタイルが変わったりすると、別のカードへの切り替えを検討する必要も出てきます。
そのため、まずは年会費のかからないクレジットカードから使いやすいものを選んでください。
クレジットカード | 年会費 | 基本的なポイント還元率 |
---|---|---|
楽天カード | 永年無料 | 楽天ポイント1.0% |
三井住友カード(NL) | 永年無料 | Vポイント0.5% |
JCB CARD W | 永年無料 | Oki Dokiポイント0.2% |
リクルートカード | 永年無料 | リクルートポイント1.2% |
これらのクレジットカードはすべて年会費が永年無料です。
ポイントプログラムなども充実しており、多くの人におすすめできるクレジットカードです。
それぞれのクレジットカードの特徴について見ていきましょう。
楽天カード
使いやすさでいえば楽天カードがおすすめです。
基本的に100円で楽天ポイントが1ポイント貯まる還元率1.0%のクレジットカードですが、楽天グループのサービスであれば還元率がアップするケースも多いです。
特に楽天市場での利用と相性が良く、効率的にポイントを貯められるでしょう。
さらに、クレジットカード決済で貯まる楽天ポイントの使い道の豊富さも魅力のひとつ。
楽天市場だけでなく、楽天ポイントカードや楽天ペイの加盟店で使ったり、楽天Edyにチャージしたりもできます。
※ 一部、期間限定ポイントを利用できないサービスもあります。
また、ポイントを運用することで増やしたり、預けたポイントに利息がついたりするサービスもあります。
国際ブランドは4種類から選択可能です。
VISAとMastercardに関してはクレジットカードのタッチ決済にも対応しているので、ライフスタイルに合っているものを選びましょう。
年会費 | 永年無料 |
---|---|
ポイントプログラム | 楽天ポイント |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA/ Mastercard/ JCB/ American Express |
利用可能額 | 最大100万円 |
ショッピング保険 | - |
海外旅行保険 | ◯ |
国内旅行保険 | - |
ETCカード | ◯(年会費が有料の場合あり) |
家族カード | ◯ |
電子マネー | 楽天Edy |
ポイントカード | 楽天ポイントカード |
JCB CARD W
JCB CARD Wは18歳〜39歳入会限定のクレジットカードです。
※ 40歳以降も年会費無料のまま継続利用することはできます。
JCBが直接発行するクレジットカードなので国際ブランドは選べませんが、それでも多くのメリットがあります。
まず、JCB CARD Wは通常のJCBクレジットカードと比較してポイントが2倍です。
通常は1,000円(税込)につきOki Dokiポイントが1ポイント付与されますが、JCB CARD Wなら2ポイント付与されます。
また、特定のパートナー店での利用はポイント最大11倍です。
基本的なポイント還元率は単純計算だと0.2%になるものの、Oki Dokiポイントは1ポイント1円換算ではありません。
例えば、カード利用代金の請求に充てるなら1ポイント3円、Amazonでの買い物なら1ポイント3.5円です。
貯まるのが主要な共通ポイントでない点に注意が必要ですが、十分にメリットのあるクレジットカードのひとつです。

JCB CARD W
年会費 | 無料 | ||
---|---|---|---|
還元率 | 1.0%~10.5% ※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合 | ポイント |
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年会費 | 永年無料 |
---|---|
ポイントプログラム | Oki Dokiポイント |
ポイント還元率 | 0.2% |
国際ブランド | JCB |
利用可能額 | 最大100万円 |
ショッピング保険 | ◯(海外) |
海外旅行保険 | ◯ |
国内旅行保険 | - |
ETCカード | ◯ |
家族カード | ◯ |
電子マネー | - |
ポイントカード | - |
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)はカード番号などが印字されていないナンバーレスカードです。
シンプルなデザインかつセキュリティの高さが特徴で、カード番号や有効期限などは専用アプリからいつでも確認できます。
基本的なポイント還元率は0.5%とやや低めですが、コンビニ(セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン)やマクドナルドでは最大5.0%還元になります。
普段、コンビニでの買い物が多い人にとってはとてもお得なクレジットカードです。
また、三井住友カード(NL)は最短5分の即時発行に対応しています。
※ 即時発行の受付は9:00〜19:30です。また、即時発行には条件があります。
即時発行の完了後、カード情報が分かるため、すぐにネットショッピングやApple Pay、Google Payでの決済に利用できるのです。
実際のカード発行は翌営業日で、後日、自宅にカードが届くことになります。
年会費 | 永年無料 |
---|---|
ポイントプログラム | Vポイント |
ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | VISA/ Mastercard |
利用可能額 | 最大100万円 |
ショッピング保険 | - |
海外旅行保険 | ◯ |
国内旅行保険 | - |
ETCカード | ◯ |
家族カード | ◯ |
電子マネー | - |
ポイントカード | - |
リクルートカード
リクルートカードの最大の特徴は基本的なポイント還元率です。
ポイント還元率は1.2%で、ほかのおすすめクレジットカードと比較しても高い還元率になっています。
また、付帯している保険も充実しています。
旅行損害保険(国内外)、ショッピング保険(国内外)の両方が標準装備されており、もしものときも安心です。
※ 保険の適用には一定の条件があります。
選べる国際ブランドはVISA、Mastercard、JCBの3種類です。
リクルートカードは電子マネーへのチャージに関しても月間3万円まではポイントバックの対象になりますが、JCBのみチャージによるポイントバックが0.75%に変更されました。
電子マネーへのチャージにも利用しようと思っていた人は注意してください。
年会費 | 永年無料 |
---|---|
ポイントプログラム | リクルートポイント |
ポイント還元率 | 1.2% |
国際ブランド | VISA/ Mastercard/ JCB |
利用可能額 | 最大100万円 |
ショッピング保険 | ◯ |
海外旅行保険 | ◯ |
国内旅行保険 | ◯ |
ETCカード | ◯(年会費無料・新規発行手数料がかかる場合あり) |
家族カード | ◯ |
電子マネー | - |
ポイントカード | - |
年会費有料でも検討する価値のあるクレジットカード究極の1枚候補
ここからは年会費がかかるものの、十分に検討する価値のあるクレジットカードを紹介していきます。
クレジットカードの使用頻度・年間決済金額が多い人には、次のようなクレジットカードもおすすめです。
クレジットカード | 年会費 | 基本的なポイント還元率 |
---|---|---|
楽天プレミアムカード | 11,000円(税込) | 楽天ポイント1.0% |
JCBゴールド | 11,000円(税込) | Oki Dokiポイント0.1% |
アメリカン・エキスプレス ゴールド・カード | 31,900円(税込) | 「メンバーシップ・リワード」ポイント1.0% |
楽天プレミアムカード
安めの年会費で持ちやすいのが楽天プレミアムカードです。
楽天市場での利用はポイントが5倍以上になるので、特にネットショッピングが好きな人におすすめです。
さらに、優待サービスの中から「楽天市場コース」を選択すると毎週火曜日・木曜日は楽天市場でのポイントが1倍分加算されます。
誕生月にも楽天市場、楽天ブックスでの利用が1倍分加算されるので、比較的、元を取りやすいでしょう。
また、通常の楽天カードと比べて各種保険も充実しています。
通常の楽天カードにはなかった国内旅行傷害保険、動産総合保険がつき、海外旅行傷害保険も最大5,000万円までになります。
国内の主要な空港ラウンジの無料利用、プライオリティ・パスの無料申込、トラベルデスクの設置もあり、旅行好きな人にもおすすめです。
年会費 | 永年無料 |
---|---|
ポイントプログラム | 楽天ポイント |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA/ Mastercard/ JCB/ American Express |
利用可能額 | 最大300万円 |
ショッピング保険 | ◯ |
海外旅行保険 | ◯ |
国内旅行保険 | ◯ |
ETCカード | ◯ |
家族カード | ◯(年会費:税込550円) |
電子マネー | 楽天Edy |
ポイントカード | 楽天ポイントカード |
JCBゴールド
JCBゴールドの年会費は11,000円(税込)ですが、(切り替えを除く)オンライン入会であれば初年度の年会費は無料になります。
国内の主要空港などのラウンジの無料利用、最大1億円の海外旅行傷害保険などゴールドカードならではのスペックです。
さらに、一定条件を満たすことでよりランクの高い「JCBゴールド ザ・プレミア」へのインビテーションが届くグレードアップ制度もあります。
「JCBゴールド ザ・プレミア」であればプライオリティ・パス、グルメルジュ(レストランのオンライン予約)、JCBプレミアムステイプラン(国内ホテル・旅館の特別宿泊プラン)も利用可能です。
JCBゴールドはハイステータスなクレジットカードを求める人におすすめです。
ただし、基本的なポイント還元率は低めです。
ポイントが2倍以上になる優待店を上手に利用しましょう。
年会費 | 11,000円(税込)※ オンライン入会は初年度年会費無料 |
---|---|
ポイントプログラム | Oki Dokiポイント |
ポイント還元率 | 0.1% |
国際ブランド | JCB |
利用可能額 | 最大300万円 |
ショッピング保険 | ◯ |
海外旅行保険 | ◯ |
国内旅行保険 | ◯ |
ETCカード | ◯ |
家族カード | ◯(年会費:2人目より1名につき税込1,100円) |
電子マネー | - |
ポイントカード | - |
アメリカン・エキスプレス ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス ゴールド・カードの年会費は31,900円(税込)と先に紹介したクレジットカードよりも高めです。
しかし、その分、各種優待サービスが充実しています。
例えば、対象のレストランで所定のコースメニューを2名以上で予約した場合、1名分のコース料金が無料になります。
さらに、アメリカン・エキスプレス ゴールド・カードを継続利用すると、継続特典として国内対象ホテルでの2泊以上の予約で利用できる15,000円クーポンが貰えます。
しっかりと優待サービスを活用できれば、年会費分のメリットは享受できるでしょう。
そのほかにもスマホ破損時の修理代金を最大5万円まで補償する「スマートフォン・プロテクション」、さまざまなショッピング保険、会員専用の旅行予約サイトなどがあります。
あえてデメリットを挙げるとするならポイントプログラムです。
ポイント還元率は単純計算で1.0%ですが、「メンバーシップ・リワード」ポイントは基本的に1ポイントあたり0.3円〜0.4円相当です。
キャンペーンや有料の「メンバーシップ・リワード・プラス」を利用するとポイントは貯まりやすいですが、楽天ポイントなどの共通ポイントと比較するとやや使いにくいかもしれません。

アメリカン・エキスプレス・ ゴールド・プリファード・カード
年会費 | 39,600円(税込) | ||
---|---|---|---|
還元率 | 0.50% | ポイント |
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年会費 | 31,900円(税込) |
---|---|
ポイントプログラム | 「メンバーシップ・リワード」ポイント |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | American Express |
利用可能額 | 制限なし(要審査) |
ショッピング保険 | ◯ |
海外旅行保険 | ◯ |
国内旅行保険 | - |
ETCカード | ◯(年会費無料・発行手数料税込935円) |
家族カード | ◯(年会費:2人目より1名につき税込13,200円) |
電子マネー | - |
ポイントカード | - |
クレジットカードを1枚に絞るメリット
クレジットカードを1枚に絞った場合、次のようなメリットがあります。
【クレジットカードを1枚に絞るメリット】
- 出費を把握しやすい
- 暗証番号の管理が楽
- ポイントを貯めやすい
- 余計な年会費が発生しない
- 信用度を高めやすい
出費を把握しやすい
複数のクレジットカードを使い分ける場合、どのカードで、いくら使ったかを把握しにくくなります。
アプリ対応のクレジットカードならスマホからいつでも明細を確認できますが、それでも複数枚のクレジットカードでの出費を管理するのは面倒です。
一方、持っているクレジットカードが1枚だけなら面倒ではありません。
翌月の請求金額が一目で分かるため、使いすぎたときは出費を抑えたり、支払い方法を変更したりと柔軟に対応しやすいでしょう。
暗証番号の管理が楽
クレジットカードを1枚だけに絞れば暗証番号の管理も楽になります。
クレジットカードを発行すると数字4桁の暗証番号だけでなく、会員専用ページにログインするためのパスワード、本人認証サービスで使用するパスワードなども管理しないといけません。
もし複数のクレジットカードを使うなら、その何倍もの暗証番号、パスワードを覚える必要が出てきます。
もちろんセキュリティの観点から同一の暗証番号、パスワードの使い回しは危険です。
いつも同じクレジットカードを使っていれば、「暗証番号をド忘れする」「暗証番号を何度も間違えてロックされる」といったリスクも低いでしょう。
ポイントを貯めやすい
クレジットカードごとに貯まるポイントは異なるので、複数のカードを使い分けていると別々のポイントが少しずつ貯まっていくことになります。
ポイント数によっては使用できる最低ラインに満たなかったり、いつの間にか失効してしまったりするかもしれません。
クレジットカードは1枚に絞った方が効率的にひとつのポイントを貯められます。
有効期限も把握しやすく、ポイントを有効活用できるでしょう。
余計な年会費が発生しない
何枚ものクレジットカードを発行していると余計な年会費を負担しているケースも出てきます。
すべてのクレジットカードが年会費無料なら問題ありません。
しかし、年会費を払っているのに利用していないクレジットカードがあるなら損です。
また、条件付きで年会費が無料になるタイプの場合、複数枚のクレジットカードを持っていると条件の達成漏れが出てきやすいです。
例えば、新規入会キャンペーンに釣られてクレジットカードを発行したものの、最初以外は使わずに「年間〜万円以上の利用」「年間〜回以上の利用」などの条件を満たせないケースもあります。
このような余計な年会費を発生させないためには、クレジットカードを1枚に絞るのが有効です。
信用度を高めやすい
毎月の支払いに問題がなく、1枚のカードを継続して利用しているとクレジットカード会社からの評価が上がりやすくなります。
利用実績を積むことで優良顧客として認知され、限度額を増額されたり、上位カードの案内が送られてきたりするのです。
ゴールド以上のクレジットカードの中には、案内(インビテーション)がなければ入会できないカードも存在します。
上位カードへの切り替えで年会費が上がるケースは多いですが、案内が来るに越したことはありません。
優待サービスなどは充実するので、メリットの方が大きいと感じたら切り替えましょう。
また、クレジットカードは1枚だけの方が限度額も上がりやすいので、もしものときに備えられます。
クレジットカードを1枚に絞るデメリット
クレジットカードを1枚に絞ることにはデメリットもあります。
そのため、メリットとデメリットを比較した上で、1枚に絞るのか、2〜3枚を使い分けるのかを決めると良いでしょう。
【クレジットカードを1枚に絞るデメリット】
- 利用できない店舗が出てくる
- 特約店での使い分けができない
- 紛失時に代わりがない
利用できない店舗が出てくる
繰り返しになりますが、どのクレジットカードを使用できるかは国際ブランドによって異なります。
クレジットカードを1枚に絞った場合、「その国際ブランドに対応していなくて使用できない」といったケースが出てくるのです。
日本国内であっても特定の国際ブランドが使えないお店はそれなりに存在します。
特約店での使い分けができない
クレジットカードによっては特約店が指定されており、ポイント還元率が上がるケースもあります。
また、あるクレジットカードはポイントプログラムが充実していて、別のクレジットカードは海外旅行に強いなど特徴に差があることも多いです。
このようなときにケースバイケースで使い分けできないのは、クレジットカード1枚持ちのデメリットです。
よりお得に、より便利にクレジットカードを利用するのであれば、数枚を使い分けるという選択肢もあることは知っておきましょう。
紛失時に代わりがない
クレジットカードを失くしたり、破損したりした場合、1枚しか持っていないと代わりがありません。
いずれの場合もクレジットカード会社に連絡して、再発行の手続きが必要になりますが、それまではカード決済ができなくなります。
もしものときに備えて現金を持ち歩く必要も出てくるでしょう。
クレジットカード究極の1枚はライフスタイルに合わせて選ぼう
自分自身に合ったクレジットカード究極の1枚は人によって異なります。
例えば、基本的なポイント還元率は標準的でも、よく行くお店が特約店になっているなら検討する価値は十分にあるでしょう。
また、優待サービスが充実していても、年会費分のメリットを得られないといったケースも同様です。
年会費が有料のクレジットカードは、「その年会費に見合った価値があるか」を考えてください。
この記事では数あるクレジットカードの中からあなたに合った究極の1枚を選ぶためのポイントについて説明してきました。
それらのポイントを参考にしながら、使いやすく、お得なクレジットカードを見つけましょう。
ただし、クレジットカードを1枚に絞るのにはデメリットもあります。
そのため、メインカードを1枚に絞り、サブカードとして別のクレジットカードを1〜2枚持っておいても良いと思います。